ムーンライズ・キングダムのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ムーンライズ・キングダム

[ムーンライズキングダム]
Moonrise Kingdom
2012年上映時間:94分
平均点:5.55 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-02-08)
ドラマラブストーリー
新規登録(2013-03-20)【枕流】さん
タイトル情報更新(2023-11-03)【イニシャルK】さん
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監督ウェス・アンダーソン
キャストカーラ・ヘイワード(女優)スージー・ビショップ
ジャレド・ギルマン(男優)サム・シャカスキー
ブルース・ウィリス(男優)シャープ警部
エドワード・ノートン(男優)ウォード隊長
ビル・マーレイ(男優)ウォルト・ビショップ
フランシス・マクドーマンド(女優)ローラ・ビショップ
ティルダ・スウィントン(女優)福祉局員
ジェイソン・シュワルツマン(男優)ベンのいとこ
シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック(男優)ルーズベルト
ルーカス・ヘッジズ(男優)
ボブ・バラバンナレーター
宇山玲加スージー・ビショップ(日本語吹き替え版)
小林由美子サム・シャカスキー(日本語吹き替え版)
中村秀利シャープ警部(日本語吹き替え版)
家中宏ウォード隊長(日本語吹き替え版)
安原義人ウォルト・ビショップ(日本語吹き替え版)
塩田朋子ローラ・ビショップ(日本語吹き替え版)
勝生真沙子福祉局員(日本語吹き替え版)
鈴木清信ナレーター(日本語吹き替え版)
志田有彩(日本語吹き替え版)
Lynn(日本語吹き替え版)
脚本ウェス・アンダーソン
ロマン・コッポラ
音楽アレクサンドル・デスプラ
ランドール・ポスター(音楽監修)
撮影ロバート・D・イェーマン
製作ウェス・アンダーソン
スコット・ルーディン
ジェレミー・ドーソン
配給ファントム・フィルム
美術アダム・ストックハウゼン(プロダクション・デザイン)
編集アンドリュー・ワイスブラム
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1
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9.《ネタバレ》  どこか見覚えのある作風だなぁ、と思っていたら「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の監督さんだったのですね。納得。
 あちらも出演者が豪華で、かつ自分好みな顔触れだったのですが、こちらの品でもそれが共通しているみたい。
 自分としてはエドワード・ノートン目当てで観賞したもので、本当に脇役扱いである事に驚かされました。

 作風としては上品でセンスの良い、大人のファンタジーといった趣きですが、意外と性的な表現もあったりする、際どいバランス。
 それも直接的でドギツイ代物ではなく、まだ性知識の無い子供でもドキドキしそうな作りになっている事には、感心させられましたね。
 狭いテントの中で、半裸の女の子と二人きり生活を送る様を描いてくれたりして、ある種の願望を叶えてくれる映画としても評価出来そうです。
 それと、劇中で女の子が初めてピアスを付けるシーンがやたら色っぽく描かれていた気がするのですが、あれはやっぱり「穴を開ける」という事で、性行為の諷喩なのかな? とも思えるのですが、真相や如何に。

 そういった意味で、子供同士の恋愛映画としては満足だったのですが、大人側の描写には少し不満もあったりします。
 ノートン演じるウォード隊長と、ブルース・ウィリス演じるシャープ警部を、今一つ応援する気持ちになれなかったのですよね。
 理由としては、この二人が主人公達の人格を理解し、尊重し、彼らを好きになった上で行動しているというよりも、単に「少年収容所に送るのは可哀想だから」という、同情心ゆえの行いに思えてしまったのが大きいです。
 彼らは主人公達に味方してくれる「良い大人」代表なのでしょうし、もう少し両者の心の交流というか、相互理解を示す場面が欲しかったところ。

 心中オチも有り得るかと思われた展開の中で、最後はハッピーエンドに着地してくれた事は、素直に嬉しかったです。
 まだまだ前途多難な恋路のようだけど、それもまた発展途上である子供達の物語としては相応しい結末かな、と思えました。
 劇中の二人にとっても、この子供時代の思い出は、素敵なものとして胸に残りそう。

 奇妙な安心感を与えてくれる、独特の映画でした。 
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2016-04-20 14:12:01)(良:1票)
8.《ネタバレ》 ○二人の保護者的目線で観られるほのぼのした作品。○独特の色使いに見せられる映像美には惹きつけられる。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-21 21:15:01)
7.まだ幼さが残るローティーンの恋と駆け落ち、そして「結婚」。不思議な感じがするこの作品を見ていると、作風は全く異なりますが「小さな恋のメロディ」を思い出しました。

子どもに翻弄される大人と、大人の事情に翻弄される子ども。登場する大人達の中には、結婚生活がうまくいってい夫婦や、独身の警部が含まれている。見ている僕もいい年したおじさんだったりします。純粋な子ども達の思考や行動を通して大人が考えさせられることって以外に多いものです。

ウェス・アンダーソンの作品はそんなに多くは見ていないのですが、本作でも、「ダージリン急行」でも黄色が印象に残ります。女の子の衣装はなぜかずっとピンクだったのですが、最後は黄色の衣装に変わっていました。黄色がお好きなんだと思いますが、ウェス・アンダーソンにとって黄色には何か意味があるのでしょうか?ちょっと聞いてみたい気がします。

僕もボーイスカウトに入っていたので、(今でも野外でメシ作るのとか得意ですよ!)懐かしさを感じる作品でもありました。
とらやさん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-01 13:59:12)(良:1票)
6.《ネタバレ》 小さな島にボーイスカウトとしてやって来た孤児の少年サムは、団体行動が苦手で常にトラブルを引き起こす問題児。周りの大人たちもほとほと手を焼くさなか、サムは島で出会った同じく問題児の女の子スージーと瞬く間に恋に落ちる。しかし、次々と問題を起こすサムに嫌気が差した里親がとうとう彼を手放すことに。「ぼく、このままじゃ少年収容所(孤児院)へと送り込まれちゃうよ!」と、サムは一大決心してスージーと共に駆け落ちを決行、突然居なくなった2人に、周りの生真面目な大人たちは小さな島を右往左往の大騒ぎ。果たして無垢な心を持ったサムとスージーの恋の行方は?イエローを基調とした月光のように美しい映像で描き出された、独特の幻想的な雰囲気が全編に漂うスラップスティックなコメディ作品。この徹底的に現実感を排除したセンス溢れる世界観は確かに良いと思うのだけど、うーん、微妙に僕の好みとは合わなかったかなー。この監督の前作「ファンタスティック・フォー・ミスターフォックス」でも感じたことですが、ちょっと上品に過ぎますかね。もうちょっと下世話な部分もあったほうが個人的に好みっす。それでも、ブルース・ウィリスやエドワード・ノートンのもう余裕で楽しんで演じているだろう飄々とした演技とかはなかなか良かったけどね。あと、ちょっぴりロリコンの気がある自分としては、前半のずっと下着姿でうろうろするスージーのおませな女の子っぷりも充分堪能させてもらいました(笑)。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-28 10:13:28)
5.《ネタバレ》 WoWoWで鑑賞。この監督の特集らしく、1月は楽しめそうです。
どなたかが書いてていたけれど、「カーキスカウト」とは=軍隊を暗示したようですね。
この映画の内容で、ボーイスカウトのアメリカ連盟がOKした様には思えないんでね。
ただアメリカの友人に聞くと、そのように呼ぶ地域もあるらしい。
ほら、「スミス都に行く」も"Boy Renger"のリーダであって、BoyScoutsのリーダーじゃないでしょ?(現在ではほとんどがScouts of Americaの傘下に入ってますよ)
だから、この映画の全体的な印象が、「小さな恋のメロディ」よか、「地上より永遠に」ポク見えてきたのは私だけ?
映像は誠に見事!! でもいくつかのプロットが”コメディ”なのか、”大人への批判”なのかが私の眼には判りにくかったです。
亜輪蔵さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-06 12:20:47)
4.《ネタバレ》 少々おませでやんちゃな子供達に右往左往させられる大人たちの様は見ていて微笑ましいが、はさみで怪我を負わせたりワンちゃんが殺されたり子供達同士のディープなキスが繰り広げられたりと、内容的にはブラックでナンセンスなジョークが続きます。映像の作りが、ほとんど全て人を正面に撮ってるんですね。そんで横移動を多用させてる。小津安二郎の小津的な部分を全編に渡ってやってみましたみたいな感じで、これがまたこの世界観の特異さを放つ要因になってます。観る人を選ぶ内容ではありますが、ハマる人には大好物の一本じゃないでしょうか。
あろえりーなさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-08-21 20:03:18)
3.黄色を基調とした、色使いが特徴的。とても愛くるしい映画。僕の大好きなキツネちゃん(同監督のファンタスティック Mr.FOX )と、かなり似た作風。
較べてしまうと笑える部分が本作は少なく、ストーリーも雑で、仕掛け不足であるため、気持ちが盛り上がらないのが残念。
最高なのは、オープニングの画面スクロール。お家がかわいい。
すべからさん [映画館(字幕)] 6点(2013-04-29 12:43:52)(良:1票)
2.一方で『ダイ・ハード』最新作のようなタフな役柄があるからか、
ブルース・ウィリスの人間味滲む警官役が実に新鮮に感じられる。

ちょっと小生意気な感じの少年少女たちとの相対効果もあろう。
冴えない彼とジャレット・ギルマンの、テーブルを介しての対話がユーモラスだ。
そして青いシャドウが印象深いカーラ・ヘイワード。
彼女が覗く双眼鏡も映画の小道具としていいアクセントである。

二人の逃避行に幾度か訪れる危機。追いつめられて絶体絶命となる少年。
その突破方法にせめてもう少し工夫が欲しい。
これでは安易すぎて、単にはぐらかされただけのようにも見える。
『ナイト&デイ』等のように、その出鱈目さが味になる作品もあるが、
ここではそぐわないようだ。
結果的に活劇にもなり損ね、クライマックスのサスペンスにも繋がっていかない。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-04-19 23:57:04)
1.おしゃれなんだけど、キツネさんの方が可愛かったし面白かった。
枕流さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-30 21:01:09)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 5.55点
000.00%
100.00%
215.00%
315.00%
4210.00%
5315.00%
6945.00%
7315.00%
815.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
脚本賞ウェス・アンダーソン候補(ノミネート) 
脚本賞ロマン・コッポラ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 

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