1.出演者の顔触れからふざけたバカ映画だろうなと思って見始めたのだけど、意外にもちゃんとした映画が始まって驚いた。
大阪の町工場を舞台にした人情味溢れる人間ドラマといった印象で、出演者だけでバカ映画とか偏見を持ってごめんなさいって神様に懺悔しようとしたところで温水登場。
完全に騙されました。
良く言えばコメディなんだろうけど、もうほとんどコントに近い。
でも、悔しいけど、笑えました。
これだけ多くの吉本芸人が出演してるのに笑いの9割が温水で占められているというのはどうかと思うけどね。
ラブストーリーの側面から言うと、ヒロインの相武紗季がシングルマザーという設定に驚いた。
まだ若いと思ってたけど、とうとう母親役をやるようになりましたか。
しかも、脇役のはずの本仮屋に完全に食われてしまって、相武紗季どうなってしまうのん?って心配したところで温水捕獲。
完全に騙されました。
本仮屋という時点で反則なのにあそこまでされたら誰だって惚れてまうやろ!
トータルするとかなりバカなんだけど、出演者が地味に豪華で、そこそこ面白い作品に仕上がってるんじゃないでしょうか。
こういうB級テイスト嫌いじゃないです。