ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~

[ハッシュパピーバスタブトウノショウジョ]
Beasts of the Southern Wild
2012年上映時間:93分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-04-20)
ドラマアドベンチャーファンタジーファミリー戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2013-06-04)【8bit】さん
タイトル情報更新(2014-09-07)【+】さん
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監督ベン・ザイトリン
キャストクヮヴェンジャネ・ウォレス(女優)ハッシュパピー
ドワイト・ヘンリー(男優)ウィンク
矢島晶子ハッシュパピー(日本語吹き替え版)
脚本ベン・ザイトリン
音楽ベン・ザイトリン
撮影ベン・リチャードソン〔撮影〕
配給ファントム・フィルム
美術アレックス・ディジェルランド(プロダクション・デザイン)
編集アフォンソ・ゴンサウヴェス
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3.《ネタバレ》 地球温暖化の影響で今にも海の藻屑と消えようとしている、大量のガラクタや腐りかけの生ゴミ、濁った泥水に埋め尽くされたゴミ溜めのような島、バスタブ。そこで酒浸りの駄目な父親とともに暮らす、常にモジャモジャの髪の毛に薄汚れたTシャツと長靴姿の少女ハッシュパピーは勝気で夢見がちな6歳の女の子。ある日、来るべきときがやってきたかのように大嵐が襲来、バスタブ島はとうとう沈没の危機を迎えてしまう。「俺たちは絶対に奴隷になんかならねえ!死ぬまでここで生き延びてやるんだ!」と豪語する父親や個性的な島民らと共に、そんな沈みかけの島で必死に生き延びようとするハッシュパピーだったが、政府の冷徹な魔の手が彼女たちへと襲い掛かってくるのだった。この独特で摩訶不思議な世界観に支配された作品を観ていて、まず真っ先に思い浮かぶのは南米のノーベル賞作家ガルシア・マルケスの創出したマジック・リアリズムと言われる小説群だろう。リアルとアミニズムとファンタジーが絶妙なバランスで配合された唯一無二な世界で描き出されるのは、下品で猥雑で最高に下世話なのだけど、それでも圧倒的な生きるエネルギーに満ち溢れた人間と動物たちの真実の姿。確かに、そんな世界をハッシュパピーという無垢な少女の目線で描き出したところは新鮮で秀逸だと思うのだけど、僕は昔からマルケス風マジック・リアリズムが個人的に苦手なもので、そこまで心惹かれませんでした。うーん、面白いとは思うんですけど、これはもう完全に好みの問題ですね、6点。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-19 23:51:48)
2.《ネタバレ》 お恥ずかしながら、中盤までハッシュパピーを男の子だと思ってました(笑)。自分のことを「わたし」と呼んでるので気がついた。まぁそれはともかく、ハッシュパピーを演じてる子は確かに良い演技してましたね。強がってる時の表情とか、それでも涙があふれる時の表情とか、最後の凛とした表情とか。そしてお父さん。彼の教育方法は、なんというか自由ですな。子供の心を解き放たせるような、自由な感覚。飾り気のない、それこそ子供のような純粋なお父さんのキャラが印象的でした。巨獣オ―ロックスの映像とか、子供心の感覚の表現としては巧いと思いましたけど、独り言の台詞の数々はまるで詩のようで子供らしくないのでその点は少し気になりました。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-14 23:31:15)
1.自然と非自然の対立は、いわば宮崎駿のメルヘンの世界。ただ実写なので映像はリアル、ナウシカやもののけ姫それにポニョあたりを実写にするとこんな風になるのかしらと思いつつ、たくましく生きる(生かざるをえない)女の子に圧倒される。好みにより評価は分かれるかもしれないが、賞に値する映画。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 6点(2013-07-02 13:44:25)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5333.33%
6333.33%
7111.11%
8111.11%
9111.11%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞クヮヴェンジャネ・ウォレス候補(ノミネート) 
監督賞ベン・ザイトリン候補(ノミネート) 
脚色賞ベン・ザイトリン候補(ノミネート) 

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