3.テレビアニメ版のその後を描いては居るが、新たなシーンはほんのちょっとで、やはり総集編的作品と言わざるを得ない。
しかし、総集編そのものを否定するつもりはない。
映画館の大画面でまた大好きな作品を見直したいというファンは一定数いるだろうし、完全新作と謳っていない限り詐欺にも当たらないだろうから。
ただ、気になったのは編集の仕方がやや取っ付きにくくないか?という事。私は先にテレビアニメ版を見ていたので問題なかったが、初めて見る人は理解できるだろうか。登場人物もロクに把握できぬまま、気付いたら男キャラが女装するシーンに出くわし、ポカーンってなってないだろうかと心配してしまう。
結論、この作品は大画面で観る為のものであって、家庭で観るしかない今となってはあまり観る価値がないものである。
う〜ん、評価が非常に難しい。
最低限面白さは感じたので6点という微妙な点にしておく。