1.正直、前半は、冴えないというか掴みどころがないというか要領を得ないというかツマラないというかイマイチよくわからんというか、正直、どうでもよくなってきちゃうんですが。
フランコ・ネロが保安官で、でも賞金稼ぎみたいなこともやってて、そういうオハナシなのかと思っていたら、どうやら目標の金額をゲットしたらしくあっさり保安官を辞めてしまう。で、唐突に旅に出てしまう。どうやら亡き父の復讐の旅に出るらしいのだけど、いや、そんな展開を唐突に語られても。
彼にはどこからどうみても押しも押されもせぬ若造、というタイプの弟がいて、この弟も復讐の旅についてきちゃう。
道中、悪徳市長(?)の残虐行為を目撃。
うーむ、こう書いてきて、やっぱり要領を得ないオハナシだわい、と改めて思うのですが、後半、俄然テンションが上がってきます。何と、△△△と××とは、実は□□だったのだ、という驚きの事実が明らかにされるのだから。いや、そう思うと、中盤でちょっとした伏線もあったんですよね、あの主人公と弟が敵に囲まれて墓穴を掘らされる場面。
というワケで、あの悪徳市長と主人公の戦いでも描かれるのかと思ってたら後半はちょっと意外な方向に物語を走らせて、ちょっと意外に盛り上がっちゃったりもして、それなら前半ももうちょっと上手く見せられなかったものか、とも思っちゃうのですけれども。