2.《ネタバレ》 いやあ・・これは。“ブロークバック・マウンテン”に10点をつけたワタクシであるが、M・ダグラスとM・デイモンがヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールのペアと比べてどこが劣るのかと言われればですね、これはもう差別と言われても仕方ないのだけども、二人がいろいろとさらけ出しすぎる。ゲイ・ダグラスの落武者的ハゲ頭とかマットの銀ラメマイクロビキニ姿(それもフロント)とか全然似合わない濃いアイシャドーとか視覚的に引くことが多すぎて、とにかく観る側に覚悟を要求することの多い映画なのでした。
ショービジネスの世界ですから、売れっ子リベラーチェはアクの強い変人に違いないわけで、話としてはちょっと毛色の変わった痴話げんかの域を出ない感じですが。
そしてマイケルとマット、二人にはその役者根性に称賛を捧げたいと思います。心から。