12.《ネタバレ》 まあー何にも説明してくれない脚本で。デル・トロとライアン・フィリップの2人が何者なのか、この冒頭から察するに二人はデキてんのか?といった背景説明はゼロ。富豪のおやじにしたって、すでに息子いるんじゃん。代理母使ってまで息子が欲しいって一体?嫁さん部下と浮気してますけど。ジュリエット・ルイスに至ってはますます何考えてるのか完全に不明。赤ん坊を自分のものにしたくなったのか、医者と一緒になりたいのか、まさかのボブとも関係匂わすエンディング。・・等々、観る者の「そこんとこ、も少し詳しく」との気持ちをばっさり無視して話は進む。 こんなに不親切な作品なのにわたしは割とこの映画嫌いじゃなくて、それはたぶん画のかもす独特感が好ましいからですね。 初めて見る「ゆっくり」カーチェイスや、話し合いを持つうちに意気投合するJ・カーンとデル・トロだとか。ゆるっとしてるかと思えば、突然銃撃戦。舞台となる暗闇にぽつぽつとカラフルな電飾が浮かぶモーテルの駐車場の雰囲気が素敵だったり、終盤急に開けるメキシコの眩しい白壁の画も良いです。 何といってもジェームズ・カーンが渋いですよ。私的贔屓役者のデル・トロも、この頃はカーンに比べると若造に感じられます。無駄撃ちされる銃弾が窓を割って降り注ぐ、その脇で冷静に弾を込めなおすJ・カーンの画が好き。 渋い役者らの素敵な画が堪能できるので、ストーリーの細部はどうでも良くなりました。まさに制作の思うツボ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-13 23:28:46) |
11.《ネタバレ》 途中までは十分に楽しめた。”ハプニング誘拐”で、妊婦が予想外の行動を取るとろに魅かれた。赤ん坊の父親が裏社会の人間で、大金持ちという設定が面白い。しかもお金を払えば出元がばれるのでお金は出せないという設定。少々無理があるが許容範囲だ。思わぬ人間関係のつながりが明らかになり、サスペンス度は増す。しかし間違った出口に向かってしまったようだ。最終的には偶然の出来事が重なっただけの錯綜した物語という印象。複雑な人間関係をうまく処理できてない。というより人間が描けてないのだ。◆まず誘拐犯だが、これは生活の必要上、偶然耳にした情報から誘拐をするのだから、悪人であってはならない。いつしか妊婦と心を通わせ、妊婦を守る立場を堅持すべきだった。それが途中で人殺しのプロのような行動を見せるようになり、貧乏なはずなのに高価な銃を何丁も所持し、何人も人を殺す。これじゃあ感情移入できない。妊婦を解放するのが目的に変更したのだから、お金は放っておけばよかったのだ。それでうまく逃げおおせればハッピーエンドで好印象だったのに。 ◆妊婦は自分の子供を奪われたくないからボスの元から逃げ出そうとする。なら誘拐犯と協力をすればいい。それなのに銃をぶっ放す。それに産めば100万ドルの代理母報酬はありえない。相場は5万ドル。代理母なんていくらでもいる。又普通に考えれば、生物学上の母親(卵子提供者)はボス妻の筈だ。どうして妊婦の卵子が使われたのか?医者と普通にセックスして妊娠したということになる。代理母詐欺だ。子供が欲しかったのか、お金が欲しかったのかどっちなんだ。お金が欲しかっただけが、母性が目覚めて心変わりしたのか。医者と恋愛関係にあったのか?また医者はどうしてそんな無理な要求に同意したのか。父親を困らせたかったのか。困らせる方法ならいくらでもあるはずだ。結局赤ん坊は誰の子供として育てられるのか?当然医者の子としてだろう。だから最後のボス妻が妊娠するという都合のよいオチがある。そして妊婦の父が掃除屋だと?観客を馬鹿にするな! 【気になった点】①ボスが代理母に4人ものボディガードをつけて監視している。 ②ボス妻は異常行動が多いのに事件には絡まない。誰の子を妊娠したんだ。 ③女店員のあの目つきは何?④黒人ボディーガードがホテルの経営者を誤射した。⑤掃除屋は誘拐犯の足しか撃たなかった。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-26 02:02:34) |
10.はじめのほうから話は面白くなかったけど、銃撃戦は良かった。タイ・ディッグズが見たかったから、見られて良かった。 【Gene】さん 6点(2005-03-12 15:08:09) |
9.何だろうな~これもよくわからなかった。ジュリエット・ルイスを見る度にバイオレンス系映画を思い浮かべてしまうけど、これもそうなのかな。行き当たりばったりの犯罪を描いていくと、こんなにも不完全燃焼な作品になってしまうのか。 |
8.結構面白かったです。カッコいいし、全員が別目的なのもどうなるんだろうとはらはらした。そしてベニチオ・デル・トロが相変わらずかっこよかったです。 【パレロコ】さん 6点(2004-04-24 13:16:49) |
7.登場人物すべてにそれぞれの企みがあり、みんな悪者というところが面白い。映画全体としてはたるくていまいちの出来なんだけど、随所にみられるあっと驚かせるアクションはクールでなかなか味があった。ただのごり押しのアクションとは一味違う。でも、その気になればもっと面白くできたんじゃないかと思う…。デルトロはあいかわらず良い。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-04-16 15:40:06) |
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6.好きな役者ベニチオ・デル・トロが出ってるんで見たけど...。ストーリーが頭に入ってこないんだよねえ。面白いんだか、つまらないんだか良くわからん。銃撃シーンなどかっこいいシーンもあるんだけどねえ。 【tantan】さん 6点(2003-07-21 22:39:20) |
5.実は「ユージュアル・サスペクツ」をみてないので、先入観なくみました。曖昧な点が多いところは、人によっては消化不良になるかも。でも、メキシコでの銃撃戦は観る価値あると思う。前半の銃撃戦とは対照的でよけいなのかも。それにしても、ベニチオ・デル・トロは銃とメキシコが似合う!(「トラフィック」のせい?) 微妙な人間性がなんだか良かったし。あとよかったのは、掃除屋ジョー役のジェイムズ・カーン。おいしいとこ、もってきすぎでしたが・・・。 【ポサ】さん 6点(2003-05-30 00:02:18) |
4.まさにみなさんの言うとおり。登場人物同士の関係がややこしいので、ストーリー後半のための伏線かと思って一所懸命チェックしていましたが・・・アレ?っていう感じでした。逆にそれが狙いだったりして!? 【KARIN】さん 6点(2002-06-21 00:34:54) |
3.なんか詰め込みすぎて消化できていない所がある。二転三転しそうでしないみたいな・・・ダメ男のようだけどカッコ良かったりするベニチオ・デル・トロがいい味出しているのが良い。銃撃戦の迫力もマルチチャンネルで聴くと凄すぎ。消化不良のわりには何度も観てみたくなる不思議な映画。(俺だけか?) 【支配人】さん 6点(2002-05-12 13:03:27) |
2.ご、ご、ご、ご、ごめんなさーい、よくわかりましぇ~ん(゜-゜;;)。なんか最初は「はずみで誘拐した」だったのに、なぜにこの二人が拷問術に精通してたり、あんな山のように武器をもっていたり、突入とかが堂にいってたり、射撃があんなに上手いのか、わかりましぇんでしたぁ~。どーして?どっから?なんでハードボイルドになっちゃうの?デルトロがそ~ゆ~の似合うから?なんでぇぇぇぇ(T■T)、わからーん。 【ちっちゃいこ】さん 6点(2002-01-16 22:29:25) (良:1票) |
1.デル・トロは何をやってもよし。あの顔を見ているだけで退屈しない。濃いね、濃すぎる顔だね。日常生活に不向きな顔だね。この映画は疲れた。ジュリエット・ルイスのギャーギャーうるさい声に疲れた。 【GO】さん 6点(2002-01-02 13:33:00) |