生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件

[イキテミタイモウイチドシンジュクバスホウカジケン]
1985年上映時間:126分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1985-03-02)
ドラマ犯罪もの実話もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2021-06-30)【イニシャルK】さん
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監督恩地日出夫
キャスト桃井かおり(女優)石井美津子
石橋蓮司(男優)杉原荘六
柄本明(男優)丸山博文
初井言栄(女優)石井なお子
高沢順子(女優)石井敏子
岸部一徳(男優)石井義治
佐藤慶(男優)中島研郎
原田大二郎(男優)斉藤宏保
脚本恩地日出夫
中岡京平
音楽毛利蔵人
撮影上田正治
岸本正広
製作植村伴次郎
企画伊藤満
プロデューサー木村博人
配給東映(東映クラシックフィルム)
美術本多好文
照明小島真二
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1.《ネタバレ》 実在の事件を対象とするにふさわしく、導入部から中盤までは、カメラは地道に事実を追い続ける。決して役者に感情をあふれさせることなく、治療のディテールや実際の記事なども織り交ぜながら、救済を求める主人公の姿を浮かび上がらせている。だからこそにじみ出る緊迫感。●しかし、中盤から話は大幅に愛人との関係にシフトしてしまい、結局、放火事件も受傷も添え物扱いになってしまっている。あの前半から、何でこの後半になるかなあ・・・。芦原温泉のシークエンスなんて、残らずいらないんじゃない?それよりも、主人公の被告人に向けた心理の変化であるとか、法廷や裁判の進行であるとかを、なぜもっと描いてくれないのか?●ただし、全体の中で、ここだけは語り継がれないといけない衝撃的なシーンがあって、1つは、自宅と拘置所前で放送局のインタビューに答えるところ。この主人公のコメントは実に奥が深いし、現在にも通じる普遍性を有している(もっとも、かりに今、事件関係者がこのようなコメントを出しても、マスコミで報道されることはないだろう。こういった内容に基づいて番組を構成する力が、マスコミには存在しないからだ)。もう1つは、中盤の手紙の朗読にあわせて実名入り(一部仮名)で再現される、事件発生直前のバス内の様子。「こういう人がこのようにここにいた」という当たり前の事実こそが、何よりも重い。
Oliasさん [DVD(邦画)] 6点(2016-04-12 02:06:18)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
700.00%
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