1.《ネタバレ》 かの有名な珍作「サンダーバード(追悼ビル・パクストン泣)」と同じ匂いがする。
続編が作成されるか否かは微妙な所かも。
私は1967年生まれ、リアルタイムで「秘密戦隊ゴレンジャー」を観ていた世代。
友達との戦隊ごっこではいつもキレンジャー系の役しか回ってこなかったタイプだ。
日本の誇るお子様向け王道コンテンツ「戦隊もの」は、様々な運の巡り合わせで米国でTV放送され、
今やかなり人気の有るジャンルになっているらしい。(by日本経済新聞)
そんな戦隊ものが潤沢な予算を使いCGバリバリの新作となり、しかも巨大スクリーンで上映される。
私は一連の戦隊ものへの恩返しの意味も込め、公開二日目・三連休ど真ん中に劇場へ赴いた。
結論としては決してつまらなくはないが、微妙な作品だった。
メンバー5人の紹介が主となる構成は初回故に仕方が無いとしても少々長すぎた感有り。
お子様向け映画なのだから、怒涛の変身・アクションをもっと盛り込んだ方が良いかも。
もうすぐ50歳のオッサンとしては、ピンクレンジャーとイエローレンジャー(残念ながらカレーを食べるシーンは無い)
役の女優さん達がお二人とも可愛くて眼福では有りましたが・・・ この二人がまた観られるなら続編に期待。
CGテンコ盛り映画の最右翼、トランスフォーマーが跡付けエピソード盛りまくりで晩節を汚している事から考えると、
単純明快な続編を作ってスッキリサッパリ完結するのが理想的。
往年の戦隊ものにノスタルジアを感じられる世代の方々を対象に「隔世の感」をまさしく実感できる作品としてはお勧めです。