1.《ネタバレ》 浅野忠信とクリストファー・ドイルがタッグを組んでおり、『KUJAKU 孔雀』に似たテイストの作品。
このコンビとくれば、内容度外視でひたすら映像で見せてくる。
フィリピンのマニラが舞台なのでもう少し良さげに撮れたような気もするが、手持ちカメラによる撮影が多く、マニラの風景はそこまで堪能できなかったのが残念。
途中、交尾のシーンが多数現れるのも個人的には減点。
それでも後半は尻上がりに良くなり、音楽の一つとしてカノンも流れる。
手持ちカメラ無しで、後半のテイストだけで全編を撮ってくれたら、もっと楽しめたかも。
とはいえ、アジアの国を舞台に、浅野忠信とクリストファー・ドイルのコンビで撮られた映画なら、やはりそこは独特の魅力がある。
これからも、このコンビで、こういう訳の分からない映画を撮って欲しい。