2.《ネタバレ》 当時リアルタイムで瀬川さんのプロ編入試験のニュースを見ていた。
佐藤天彦とか久保利明とか強い相手もいたけど、女流棋士や神吉プロも試験の対戦相手だったりして、実に微妙な試験相手だったと記憶している。
その頃を思い出しながら懐かしい思いで見ていた。
プロになる夢を捨てなかった瀬川さんの執念の勝利だった。
大一番に勝った瀬川さんも凄いが、このような特例を受け入れた日本将棋連盟にも拍手を送りたい。
さてさて映画としてみてみると、普通に楽しめたし不快になるシーンもなく無難な内容ではあったが、日本映画の魅力として考えると物足りなさを感じた。
ストーリーを辿っただけの内容で、これといった見どころがないのが残念な作品である。