インヘリタンスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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インヘリタンス

[インヘリタンス]
Inheritance
2020年上映時間:111分
平均点:5.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-06-11)
サスペンスミステリー
新規登録(2022-06-18)【かたゆき】さん
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キャストリリー・コリンズ(女優)ローレン・モンロー
サイモン・ペッグ(男優)モーガン・ワーナー
コニー・ニールセン(女優)キャサリン・モンロー
パトリック・ウォーバートン(男優)
マイケル・ビーチ(男優)
配給クロックワークス
あらすじ
ある日、ニューヨークの政財界の超大物、銀行家のアーチャー・モンローが急死する。残された妻子は巨額の遺産を相続するが、新進気鋭の地方検事である長女ローレンには、金銭の他に1本の鍵が秘密で遺された。彼女は、幼い頃に別荘の裏庭で遊んでいて父に酷く叱られた記憶を元に、その鍵が裏庭の隠し扉の鍵であることを知る。そして、扉の向こうにある地下室で、彼女は亡父の隠し続けていた重大な秘密を知ることになる。それが一家に重大な危機をもたらすことも知らないままに。
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4.《ネタバレ》 サイモン・ペッグだし、ベンジーだしというのが迷いや期待の理由になったわけですが、結局オーソドックスな結末になりました。
つまらないことはないです、でもちょっと無理矢理なとこがあるのよね。
まず、なんであのカギを娘に託すの?有能な弁護士がいるにも関わらず、本人をよく知る奥さんがいるにも関わらず。
遺産相続も骨肉の争いが起きても不思議じゃない差をつけられるわ、その上とんでもない負の遺産を残されるわでなんか酷い罰ゲーム、復讐みたいなんですけど。これがあって1本の映画になってるわけですが、あの地下の部屋に辿り着くまでなんかもうちょっと違ってもいいんじゃないかと思えてしまうんですね。
まあ、とにかくすごい豪邸でした。
envyさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-13 13:06:51)
3.《ネタバレ》 父は巨万の富を築いた銀行家。息子は若手の下院議員、娘は優秀な地方検事。
絵にかいた名門一家であるモンロー家。その父の急死を発端に名門一家に訪れる危機というお話。
家族にもその存在を明かされなかった秘密の地下室。
そこにいた、鎖で繋がれ監禁されていた謎の男の正体は?
モンロー家にはどんな秘密が隠されているのか?
父はどんな秘密を抱えたままこの世を去ったのか?
地下室の男は一体何を知っていてどんな秘密を握っているのか?
これらの要素がどういう方向に絡み合っていくのかと期待が高まりまししたが・・・。
意外と小ぢんまりとしたお話でした。
大体、なぜ父はその秘密を娘に託す?
普通は家族に知られないよう、父の闇の部分も知る顧問弁護士に託し秘密裏に処理しそうなものですが。
謎の男が声高に叫ぶ最後の告白も、こうなりそうだなという想定の範囲内で特に意外性も無かった。、
とは言えスリラーとしては、作品に終始漂う陰鬱とした空気はなかなかいいし、
暗い地下室の謎の男を演じるサイモン・ペッグの静かなる怪演も見応え十分ではありました。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-30 17:10:06)
2.《ネタバレ》 如何にも裏の顔がありそうな権力者の死。父と対立し正義の道を突き進む娘。遺された謎の鍵。そして裏庭の隠し扉。そこから広がる秘密の地下室。その暗がりに佇む一人の男。これだけ魅力的な要素が取り揃えられていれば、そりゃもうワクワクして観てしまいますね。

30年間も幽閉されていた男の口から語られる亡父の真実。信じたくないけれど信じざるを得ない状況に追い込まれて行く娘。父の裏の顔を改めて知り、葛藤する正義の道を歩み続けて来た娘。

彼女は男の語る話を信じ、贖罪の念に駆られ男が望む以上の代償を払う。そして、彼女は重い荷を背負いながら人生を歩むことになる。

でも、このままじゃないだろうな。ほら、友人の刑事に頼んでいたことがあったでしょ?その答えが届き、状況は急転直下。

そりゃそうでしょ。男が遠い異国に旅立って目出度し目出度しの訳ないでしょ。

絵に描いたようなどんでん返し。既視感あるな~。ある意味、最後には正義が勝ったということで。お天道様はちゃんと見ているんだからね。この先どうなってしまうのかはご想像にお任せ、というエンディングですね。

いろいろと納得いかない展開はあるものの、その辺りはサスペンスあるある、ミステリーあるある、ホラーあるある、ということで良しとすれば、正直なところ殆ど意外性はありませんが、演出の妙、脚本の妙もあってスリリングな展開を楽しめます。

ただ、本邦の2時間サスペンスドラマと比較するに、作品によっては2時間サスペンスの方に軍配が上がる場合もありそうな物語。ハリウッド作品ということでキャスティングも含めて過剰に期待してしまうと思わぬ肩透かしかも知れませんね。

そんな印象もあって6点献上に留めます。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-12-04 15:43:25)
1.《ネタバレ》 長女は将来有望な地方検事として頭角を現し、長男は新進気鋭の政治家として世間の注目を集め、そして自身は政財界に多大な影響力を持つ銀行家として名声を欲しいままにした資産家アーチャー・モンロー。彼がある日突然、心臓発作で死亡する。葬儀や遺産相続、マスコミへの対応に追われる長女ローレンは、長年父の元で働いていた弁護士からとある秘密の遺産を受け取ることに。それは、「真実は掘り起こすな」というメッセージとともに遺された一本の鍵。広大な屋敷の裏庭にある誰もその存在を知らない地下室の鍵だと知ったローレンは、不安を感じながらもその地下室へと足を踏み入れる。そこにいたのは、鎖に繋がれた謎の男だった――。「俺はお前の親父に30年もの間、この地下室に閉じ込められていたんだ!」と、にわかには信じがたい話を語り始める男。彼が名乗ったモーガンという名前を頼りに父の過去を調べ始めたローレンはやがて、驚愕の真実を知るのだった……。大富豪の父が遺したそんな負の遺産を巡り、窮地へとの追い込まれるエリート女性を描いたサスペンス・スリラー。個性派俳優サイモン・ペッグと人気若手女優リリー・コリンズ共演ということで今回鑑賞。まあ荒唐無稽で突っ込みどころ満載の設定なのですが、不穏で重苦しいこの雰囲気は嫌いじゃなく、自分はそこそこ楽しんで観ることが出来ました。何より怪演と言ってもいいサイモン・ペッグの存在感!この人の尋常ならざる佇まいがこの荒唐無稽なお話をピリリと引き締めている。誰も知らない古い地下室の中で繰り広げられるこの二人の不穏な会話劇は見応え充分でした。まあ同分野の名作『羊たちの沈黙』にだいぶ引っ張られている感は否めないですけど。それまでの薄汚れた身なりから男が小ぎれいになってゆくにつれ、次第に二人の立場が逆転してゆくというのもベタながらアリ。ただ、最後に明かされる事の真相はかなり無理やりですんごく強引。「いやいや普通に殺しときゃ良かったやん」とか「30年も生きたまま監禁し続けるってコスパ悪すぎ」とか「しかもそれを何で娘に託すねん!」という数々の疑問を最後に吹っ飛ばすオチが、実は男は主人公の〇〇でしたというのは……。うん、さすがに突っ込みどころが満載過ぎます(笑)。まあそこらへんを大らかな目で見てあげれば、この重苦しい雰囲気や最後の二転三転するストーリーなどはそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2022-07-13 06:00:34)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
6480.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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