1.《ネタバレ》 スポーツ映画なのにそこまで試合そのものをメインに見せずに、バスケというものに関わることによる挫折と再生のドラマを、実に丁寧に描いていて、なかなか引き込まれる作品でした。
冷えたビールを飲むためにいったん冷凍室に入れて、しばらくしてから冷蔵室へ移動。それを繰り返すシーンはアル中の表現方法としては面白かったし、良いアイデアだと思った。
ベン・アフレックの落ちぶれた演技が最高。あと何げに、バスケ部のアシスタントコーチで数学教師役のアル・マドリガルさんが良かったです。
スポーツ映画にありがちな終わり方でなく、まだ試練はあるけれどこれからもっと頑張っていこう、みたいな終わり方も好きでした。