探偵マリコの生涯で一番悲惨な日のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

[タンテイマリコノショウガイデイチバンヒサンナヒ]
2023年上映時間:116分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-06-30)
ドラマコメディオムニバス
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タイトル情報更新(2023-04-30)【イニシャルK】さん
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監督内田英治
片山慎三
キャスト伊藤沙莉(女優)マリコ
竹野内豊(男優)MASAYA
北村有起哉(男優)戸塚六平
宇野祥平(男優)天本秀樹
松浦祐也(男優)南部
脚本内田英治
片山慎三
製作東映ビデオ(「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会)
配給東映ビデオ
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1.《ネタバレ》 「朝から晩まで」あるいは「24時間」のお話かと思いきやさにあらず。また宇宙人捜索の依頼から始まる現在進行形の数日間の話でもなく。タイトル「最悪な1日」とは回想シーン(過去エピソード)の中に在りました。幼いマリコが父を手に掛けた日。この日を境にマリコの生き方が決定づけられたと考えます。心優しきニンジャのお陰で自死は免れたものの、ずっと金縛りの人生。いや自らに懲役刑を課したのかもしれません。歌舞伎町はマリコにとっての牢獄でした。多分本人はそれなりに愉しくやっているつもりでしょうが、傍から見ると不憫でなりません。もう罰は十二分に受けたでしょう。宇宙人の帰還は旅立ちの示唆。ニンジャの蘇生は「生まれ変わり」のススメ。マリコには好きな所で自由に生きて欲しい。私が親ならそう思います。
「探偵」と銘打つほど探偵業のシーンは多くはなく、専らマリコと周りの人々の悲喜交々、いや悲哀や惨事が描かれていました。一部コメディ風味ではあるものの、エグいエピソードの連続で正直居畳まれません。救いや希望があるわけでもなし。ブラックコメディというよりは、胸糞コメディ。これは大変に難しいジャンルです。例えば渥美清クラスの主役であれば「個の力」(カリスマ性)で『よく分からないけど結局いいお話だった気がする』マジック発動が期待できますが、伊藤沙莉さんにそれを望むのは酷というもの。そう、現時点では。将来的には樹木希林さんを凌ぐような怪優になって欲しいと密かに期待しておりますけども。
観る人を激しく選ぶ映画なのは間違いなく、伊藤沙莉さん&竹野内豊さんの好感度オバケコンビの楽しいコメディドラマを期待すると酷い目にあうのは間違いありません。どうぞご注意ください。
目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-11-04 22:53:42)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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