1.《ネタバレ》 ちょうど、無印のFILE-04の発展版みたいな…とゆーか、POVをワンカット風に見せかける監督一流のテクを(思う存分に)駆使して⇒で実際にワンカット・ホラーシーンをやりたい放題思いっ切り(劇場公開作品で)やってやったる!というヤツに見えるのですね⇒ロケ地が『カメ止め』と同じなのはやっぱナンでなのかな?と思ったのですが、あくまで邪推ですがそーいう意味は在ったのかも知れませんかね。かつ、シリーズ最終作とのコトなのですが、そのシリーズの全内容の総括 or POV・フェイクドキュメンタリ・ホラーとしての集大成…とゆーよりはコレも結局、本シリーズで技術的にいちばん面白みがあったコトを最後に(更に高度に)やったるぜい!という方のヤツに見えるのです。ただし、その後半のワンカットひと繋ぎのシーンは流石に技術が堂に入ってるとゆーか、実にシームレスに繋がってて見事な出来映えだったと思うのですよね。話は変わりますが、正直私の鑑賞範囲って劇場公開に至らないレベルの国産ホラー映像の全体にまでは到底及ばないのですが、こーいうのっていま現在監督以外にも撮れる・撮ってる方って居られるのですかね?(⇒コレがコレで最終作になっちゃうのは、流石にちょっと惜しまれる…)
あくまでフェイクドキュメンタリ・ホラーとしては、このタイムスリップ&ワープを使いまくる…とゆーのは流石にちょっと(映像としては)飛び道具・現実離れ感が強いと思います。だから、今作も全体的な質感は(ホラーを通り越して)ファンタジーとかアドベンチャーとかのより非現実的な映画のソレに近くなってしまってる…よーな気がするってのはやや懸念点ではありますかね⇒見ように依っては(初見の方だと)ちょっと悪ふざけ感が強すぎる様にも見えるのではないか、と。重ねて、この怖いモノ知らずにノリノリな感じ自体が『コワすぎ』のコンセプトだとも思うのですが、その意味でも個人的には一度、凄ーくマジメ&ガチのマジで怖がらせに来てる方の質感でこの時間も場所もワープしまくるPOVホラーをやったらどうなるかな…とゆーのは今後の楽しみとして取っておこうかな…な~んて。重ね重ね、別にラストとか言わずにもう一作くらい撮ってくれないですかね?(それか、後継者を育成してほしいな…と)