6.《ネタバレ》 見世物的な映画でとてもよろしいと思うけど、導入部分が長いよ。食中毒で全滅する老人たちの姿は忘れられない。三途の川のこの世ならざる場所っぽさは大好きだし、地獄めぐりも好きなんだ。本当の地獄に辿り着くまでもっと短かったら、最高の見世物映画だっただろうと思う。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-03-14 02:39:27) |
5.《ネタバレ》 肝心の地獄よりも、天地茂たち主要な登場人物がほとんど死に絶える現生の方が、不気味なんです。上から見おろす、下から見上げる、そんなとてもシュールで居心地の悪いショットが一時間の現生編の半分は占めているような気がします。何度も挿入される走る蒸気機関車や線路のカットがどんどん鬱な気分にしてくれます。 しかし新東宝でも屈指のカルトにこの映画を押し上げたのは沼田曜一のそりゃ鬼気迫る怪演に違いなく、この演技を説明するには適切な言葉が思いつかないぐらいです。彼が悪魔なのか天地茂のダーク・ハーフとして出現したのか、けっきょく最後までよく判らんところがまた良いですね。 地獄で苦しめられる天地茂に何か光明がさしてくるような雰囲気もあり、まさか夢オチの最悪なハッピー・エンドかと危惧させられるも、あまりに無常なラスト・ショットで締めてくるとはさすが中川信夫です。 この映画、未成年とお迎えが近い老人は、決して観てはいけません!! 【S&S】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-09-08 20:04:12) |
4.時代劇以外の天知は初めて見たけど、学ラン姿がおかしかった。ホラーって結構コメディっぽいのが多いけどこれなんか特にそう思った。吊橋から落下していくシーンなんかコントっぽい。その反面かなり不気味なシーンもある。OPなんかはかなり異様。 【バカ王子】さん 6点(2004-06-20 23:57:26) |
3.役の個性がなんとも言えない世界観を作ってますね。 地獄に行くまで時間かけすぎです。 【真尋】さん 6点(2003-10-15 10:39:12) |
2. いやぁ怪作の一語ですナ。新東宝のグロ路線の代表作なんだけど、DVDにもなってるってコトはヒットしたんだろう。よくもまあココまで真剣に”地獄”をビジュアル化しようとしたモンだ。鬼はもちろん、閻魔大王まで出てくるし(演ずるはナント嵐寛寿郎だ!)。登場人物がどいつもこいつもヤな奴ばっかりと思ってたら…全員地獄に落ちてるよ~オイ。うーーーむ、このセンスてかノリに付いて行けるか?ただ、中川信夫監督の意気込みは充分感じたので6点ッス! 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-03 03:41:24) |
1.映画の中のラブホテルの料金が激安である。休憩400円、宿泊700円なのだ。40年以上たった今、人の悪行は変わらなくても、物価だけは高騰したということか。 【松下怜之佑】さん 6点(2001-11-08 10:29:52) (良:1票)(笑:1票) |