2.《ネタバレ》 「レプリカント」と聞くと、どうしても「ブレードランナー」を思い出してしまうのですよねぇ。作風は全然違いますが。先ず始めに思ったのが、やたら強い殺人鬼だなぁと言う事。一人の殺人鬼を捕まえるために物凄い金をかけたり(まあ、一応なんでそこまでするかの説明はありましたけど)、理論が飛翔しすぎだったりとか、ツッコミ所満載なんですが、まあこの人にまともな話を期待するってぇのが土台無理のような気もするので、あえてここはスルーをしといて、単純に見てみると、それなりには楽しめる作品ではなかったでしょうか。無駄なアクロバットとか、格闘戦とか。特に最後の闘いは、お互いの攻撃を相殺しあってるだけですけど、それなりに見られる闘いだったと思います。もう少し長くして欲しいとも思いましたが。それにしても、キアヌの殺人鬼同様、ヴァンダムが殺人鬼ってのもなんか違和感がありますねぇ。しかしこの人の野獣演技(?)はなかなか様になっていたようにも思いますが…。