1.いや意外と面白かったぞ。
あのおっさんに何回突っ込めるか分からないくらい突っ込みがいのある映画だろう。
ほとんどギャグ映画と化していたし。
自分は映画観ながら「はよ、手術しろよ!」と叫んでいたけど、ラストあたりでふと「フルフロンタル」を思い出した。
「このおっさん、実は眼なんてどこも悪くないんじゃないか?」と思い始めた。
野菜療法も先住民サウナもフィリピン医師も日本人観光客も眼がねの兄弟とおばあちゃんのいる医者もニクソンも奥さんも実は全部架空な話なんだと。
冒頭の人達は実際に被害を受けた人達だとしても(これも怪しいかもしれないが)、これがリアル過ぎて、実はソダーバーグのカラクリにやられたのかもしれない。
ソダーバーグは好きではないが、やっぱり才能はあるかもしれないな。