5.《ネタバレ》 時代的にそこそこまともに作ってるにもかかわらずチープな感じなんだろうな~、と思っていたら、結構コメディーとドタバタが混じってて、狙ったチープに見えてくる。 B級映画ファンにとっては掘り出し物かも。 主人公の短絡的な考えの浅さ、ゲスっぽさ、身勝手さにはいらっときたが、博士の真面目なマッドぶりがいい味を出してて、それを引き立たせるためには仕方ない設定なのかな。 欲を言えば、もうちょっと尺のばして、博士の月でのその後から、廃墟となる過程を、少しくらいストーリーに組み込んで欲しかった。 その後、博士が支配者となって、地球を救うために自ら滅亡の道を選んだとか、そういうストーリーもありかな。 【nobo7】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-06 20:03:09) |
4.良くも悪くもウェルズやなぁ。こーゆーの大好き。カラーがずいぶん綺麗やったんで、ちょっと驚きやった。 【海の雫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-10 23:10:24) |
3.反重力性接着剤を塗っただけで正確に月まで行ける発想の矛盾には目をつぶって見るとして、この頃にいくつか作られたこういったSF映画にはどれも強いメッセージを感じることが出来て見る価値は十分にあります。宇宙人と話し合い理解し合おうとするカボール博士と得体の知れない相手に敵意を持つアーノルドとの対比。月に残ることを決めたカボールの真意は?人間のこと、戦争のことを聞こうとした宇宙人は何を知りたかったのだろうか。見終わった後にいろいろと考えることも映画の楽しみ方のひとつなのだと教えてくれます。 【WEB職人】さん 6点(2004-09-04 16:05:05) |
2.H.G.ウェルズ原作作品はさすがに面白い。しかも特殊効果をレイ・ハリー・ハウゼンが担当しているのだから、ストップモーションアニメは言うことなし。内容は非常にファンタジー色豊かで、古典的SFの名作と呼べるにふさわしい作品だと思います。この作品はリアルを求めるものではなく、純粋な楽しさが感じられて非常にいいと思います。 【A.O.D】さん 6点(2004-08-27 20:43:46) |
1.かなり荒唐無稽な映画である。しかしながら、月の地下にはこのような生き物がいて、それらと戦うこのファンタジーさ、ロマンさが、まさにSFの魅力であり、本作はまだ人類が実際につきに降り立っていない時につくられているため、このような話だって映画化できたのだ。チープさはどうしてもぬぐえないが、100年前にこのような発想をしたウェルズにやはり尊敬の念を抱かずにはいられない。 【あろえりーな】さん 6点(2003-01-25 20:09:49) |