5.原作は前編のみ読みました。各登場人物がイメージ通りで楽しかったです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-03-11 21:27:25) |
4.《ネタバレ》 長くて少しつらかった。似たような曲が多いように感じました。最後の合唱は最高です。ばらばらだった囚人たちの力強いハーモニー。忘れられません。最後まで見ないと損です。 【spputn】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-24 02:13:12) |
3.ドン・キホーテは好きで、あの長い話を読んだ経験もあります。演技も素晴らしく、いい作品だと思います。もし私がミュージカル嫌いでなければ8点でしょう。というかドン・キホーテでなければ、最後まで見られなかったと思います。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-22 06:43:09) |
2.《ネタバレ》 脚本から演出、そして一番は役者の演技・・完璧な映画です。
マイナス要素があるとすればジャンルがやはり合わないくらいです。
完璧な映画の他に評価したいのは、
シリアスで哲学的な作品をコミカルでもの哀しい作品にしたこと。
これを2次元で舞台劇にしているアイディアがいい。
純粋すぎて想像の旅に出るキホーテとサンチョ。
サンチョは現実をわかっていながらキホーテが好きだからついてゆく。
最期のシーンでは残酷にも自分が現実逃避のただの老人だったと気づくキホーテ。
もしかしたら年齢とか関係なく現実から逃れたくて夢に生きようとする人なら、
感動して共感か違和感を感じるかもしれません。
たとえ学生でもこの老人と自分は同じだと悟るかもしれないし、
本当の老人ならまさに自分もそうなりたいとさえ思うかもしれない。
ラストも秀悦で刑務所のシーンに戻り、
宗教裁判を受けるキホーテたちを受刑者たち(つまりこの劇の登場人物たち)が、
歌で見送るのですがそこで切るようにエンディングになりわれに返ります。
何が言いたいんだ・・それからかなり考えます。
夢を持った男の悲劇なら夢など持たずに現実に生きればいいじゃあないか。
でも最期の幸せそうな顔を見てごらん。
彼は現実の世界には生きられないんだ・・
お供のサンチョは現実をわかっていながらそんなキホーテについていった・・
この映画の表のあらすじの裏にある何かはわかるけれど、
共感し感動ができるような自分でもない・・
これは実際あらすじだけで解釈できる世界ではありません。
映画のあとで考えに浸りたいそんな気持ちのときもあるでしょう。
これから秋の夜長にぴったりな見やすいミュージカルです。
松本幸四郎さんが舞台記録を持つと説明しましたが、
つながりで「王様のレストラン」の三谷監督は同ドラマや他のドラマでも、
この映画の中でのあるシーンをナゾナゾとして使っています。
(向こうから頭の上に洗面器をかぶっている人がいます。なぜそんなものを?)
そんな感じのナゾナゾでしたが答えは次回とか言って教えてくれず・・
この映画の中に出てきますよ(苦笑)
なかなか三谷監督お茶目ですね。
気になっててたまらなかった方ぜひこの映画をお勧めします。
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-23 12:52:38) |
1.絶賛する皆様の続く中で書きづらいのですが正直な感想を書きます。舞台の幸四郎版ラマンチャは1969年の日本初演、70年にはブロードウェイで原語上演して好評を博して以来今日まで彼が主演を続けている。映画はこの舞台版と作りはほとんど同じでちょっと舞台を見るような雰囲気がある。オトゥールのキホーテはさすがにうまい。ローレンのアルドンサも歌はともかくジプシーらしい雰囲気はある。挿入歌の「ラ・マンチャの男」「見果てぬ夢」「ドルシネア」などの名曲は素晴らしい、、とこれは好きなはずなのに、なぜかミュージカルらしい高揚感がなく退屈にすら感じてしまった。大金をつぎ込んだ大作らしいがそれらしい華やかさがない。舞台とは異なり自由な映像表現ができる映画なのだからもっと違う演出ができたのではないかと思う。歌もオトゥールのソロはいいとしてもアンサンブルがしょぼい。総じてオトゥールのキホーテという見所はあるものの感動とはいかなかった。 【キリコ】さん 6点(2004-05-09 17:34:28) |