61.《ネタバレ》 やはり前半の誰もいない街がこの映画の見どころではないでしょうか。ゾンビ映画は感染者が出てから、どんどん感染者が広がっていってという過程を描くことが多いですが、この作品はそのくだりをあっさりと省略しております。作中でも触れられていますが、本当に怖いのは人間の本性であることは疑う余地はありません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-25 05:14:42) |
60.《ネタバレ》 全体を通して目立つ斜めに構えられたカメラアングル。緊迫した場面での異常なまでのクローズアップ、ぶれる画面、細かいカット割り。それらは、緊迫感や閉塞感、疾走感を表す表現なのだろうけど、自分にとってはただただ見にくく、解りずらく手段と目的が噛みあっていない印象を受けてしまった。独特の表現方法が合うか、合わないかで評価が大きく分かれると思った。 誰もいない町を彷徨う前半からは、絶望、終末感を感じたが、軍と接触してからの後半は、「死霊のえじき」で観たようなテーマ性、展開を感じたし悪く言えば小さくまとまってしまった気がした。 ただそれまでずっと固定されたカメラの俯瞰ショットで捉えられていた、ただただ町を彷徨う姿が、マンチェスターに車で向かうシーンで始めて行動に目的が生まれ、その瞬間、車の移動とカメラの動きが噛み合い、程よい距離感で車が捉えられ、タイヤの回転と共に、主人公達の中で間違いなく何かが動き出したことを暗示させる場面では、絶望の中で生まれた一時の爽快感、希望を感じた。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-04-06 16:18:48) (良:1票) |
59.《ネタバレ》 これを一口に”ゾンビ映画”と言ってしまうと誤解を招くような。描かれているのは”対ゾンビ”のあれやこれやでなくて、終末と化した世界で人間のコミュニティはどうなるのか、といった社会学論でした。 見ごたえのあるのは断然前半で、無人という状況をこうまでの迫力でもって描いた画はあまり見た事ないです。広々と見事に寒々しいロンドン。人がいないということの空疎な恐ろしさ。そこへぼうっと灯るイルミネーション、吸い寄せられるような灯。絶望したり望みを持ったり、尋常じゃない状況下での人の心をうまいこと描写している導入部であります。 後半になると人間のエゴがゾンビをおしのけて脅威になっております。統制のおぼつかない軍隊が悪役をつとめます。「女を与える」のが部下を統率するための手段というのも即物的だなあ ずいぶん。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-17 23:51:22) |
58.《ネタバレ》 前半期待させておいて、後半つまらない方向へ。 殺されそうになった主人公が突然目覚めてランボー並のスキルで軍隊を翻弄。 一人づつ殺していく。 んな馬鹿な・・・ そういうの観客の中の誰も期待してないと思うが・・・ ラストの一瞬見えたHELLってなんだと思わせて、救助隊に対するHELLOはちょっとうまかったかな? まぁ超展開はあっても見れてしまうんでこの点数にしておきます。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-10-18 22:47:40) |
57.《ネタバレ》 理性を失わせ凶暴化させるウィルスが人に感染して28日後にこん睡状態から 目を覚ました主人公は世界が大きく変貌していることに気づく。 今やゾンビ映画といえば猛ダッシュするイメージですが この映画から一気に広まったといえるパイオニア的存在。 ただ前半のこれからどうなる感から後半主人公対悪党の構図になってB級感丸出し。 ちょっとガッカリでした。 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-03-14 02:46:22) |
56.《ネタバレ》 前半の情緒的な雰囲気は最高です。車で逃げるところまでは行動にも理由があってとてもよかったのですが、ピクニックを始めたあたりから何となく雰囲気がおかしくなってきます(映画の内容ではなく、制作サイド側がおかしくなってくる)。 お父さんが死亡して軍人パートに切り替わるまではかなり素晴らしい映画ですが、軍人パートから完全にB級映画になってしまいます。あれほど弱かった主人公も軍人パートになったとたん一流のコマンドーみたいに戦いまくります。これって前半と後半で監督変わってません?そんな温度差です。そもそもですが、終盤を無理に盛り上げる必要なんてなかったと思いますけどねぇ・・ 車で逃げる中盤までの情緒的な雰囲気、そして終末観たっぷりのエンディングは最高です。カメラワークも結構良かったので、全体的に訳がわからないままエンディングまで情緒的な映画を貫いてくれたら10点を付けたかった映画です。本当に残念な作品でした。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-23 16:25:32) |
55.《ネタバレ》 走るゾンビ(と言うか死者じゃなくて感染者だから正確には違うけど)は恐ろしい。音楽も相まって見てるこっちが焦る。俺ならさっさと噛まれて追いかける側になります。どうせ逃げ切れないし・・・。あとこれは映画へのレビューじゃないのですが、DVDもBDも全く画質が変わってないのに驚きました。加えて別EDを詰め込みすぎ。 【悲喜こもごも】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-08-12 01:46:24) |
54.《ネタバレ》 その当時、走るゾンビは新しかったのかもしれない。 この作品はそのパイオニアなのか。 この作品は何より、いきなり「28日後・・・」と足元を吹っ飛ばされるような時間軸飛ばしが斬新だった。 なんか「いきなりかよ」っていう感じが面白かったと思う。 僕はこの続編である28週後・・・のほうを先に見て、 ”最先端でカッコいい映像”と”ゾンビ映画”との融合になにか感動した記憶があるのですが、 この28日後はB級くさいチープな映像にまずガッカリしました。 その落胆がかなり大きくて、持ち直すには時間がかかった。 しかし走るゾンビの展開が相変わらず面白くて、世界に引き込まれるまでに時間はそうかからなかった。 教会のシーンとか、燃えるゾンビが走るシーンとか、かなり良かったかもしれない。 ショッピングのシーンが面白かった。 物語の脱線にみられるいくつかはロメロのゾンビのオマージュだと感じる。 それから、たぶんテレビゲームのバイオハザードからも少しは影響を受けているみたいだ。 ゾンビと洋館、それからウェスカーみたいなキャラクターもいた。 感情を掻き立てるポストロック(エモーショナルロック?)のようなサウンドと、走るゾンビの映像は結構あっているかも。 黒人の女性の髪形が気に入らない。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-04 15:51:13) |
53.《ネタバレ》 それまでの「どだい、ゾンビという者は得てして死んだ者が甦った者なのだから、足腰は弱っているはずで、よろよろドタドタ動き回るしか能のない生き物(?)だ」という、それまでのゾンビムービーの常識を打ち破った、猛スピードで全力疾走してくるゾンビ像を打ち立てたエポック・メイキングなゾンビ映画。いやー、これは怖いよ、マジで!! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-20 20:06:59) |
52.《ネタバレ》 ゾンビは走らないほうが良い。だけどなかなか○。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-07 09:43:53) |
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51.ロメロの様なお堅いゾンビ映画ではないエンターテイメントに寄りまくったゾンビ映画。これが結構面白かったです。後半の展開はゾンビモノとして失格!と言われそうですが、個人的には従来のゾンビモノのお決まりを崩した展開は楽しめました。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-07-06 23:24:04) |
50.走るゾンビってのが新鮮。銃をあまり使わないのがアメリカとの違いなのかな? 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-04 15:26:27) |
49.《ネタバレ》 これが現実だったら相当怖い。昔のゾンビはトロイからなんとかなるなって思ってたけど、この映画のゾンビは超速い。さらに噛まれたら即ゾンビ化。観た後に何か残る映画ではないけど、観ているときはそれなりに退屈しないで観れる。休日前の夜に何も考えずに観るにはいい感じです。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-29 09:48:29) |
48.《ネタバレ》 予備知識なしに観はじめたので、てっきり人類滅亡もの映画と思っていたら、まさかゾンビ物だったとは。やっぱり、前半の無人のロンドンの街が雰囲気いいですね。全編このトーンで通したらよかったのに、後半がシュワちゃん映画のようなヒーロー物アクションになってしまったのが残念。DVDヴァージョンのラストは好きです。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-06 18:48:51) |
47.《ネタバレ》 高速ゾンビ、楽しめました。こんな事あってもおかしくない時代だなー、なんて思いながら観ました。それから、アングルやトーンなど怖さをだすディテール作りにセンスを感じました。 ハッピーエンディングの方が、映画としては綺麗に締めてて好きです。なんでマルチエンディングなのかは疑問。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-10 14:57:54) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 アイアムレジェンド同様序盤の無人化した都市の雰囲気は良かったです。軍隊に出会った以降から展開が雑になっていくように感じられたのが勿体無い。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-09 21:31:58) |
45.《ネタバレ》 低予算ながら、結構良い出来なんじゃないでしょうか。特殊メイクと特撮で“怖い”と言うより“驚かせる”ホラー映画が多い中、誰もいない世界に取り残される恐怖や、ワケも分からずゾンビに追われる恐怖感を上手く出せてると思う。また、ちゃんと起伏もあって、対ゾンビからロードムービーになり、最後は対人間へと話が展開していく。街で襲われた後の父娘宅での乾杯や、トンネルで襲われた後に買い物タイムなどメリハリにも配慮がある。多少ベタだけれど、王道を行ったと言うか……。まあ、ジムがいきなり最強の戦闘マシーンになるのはご愛嬌として、ラストもヘンに捻らずに希望の持てるエンディングで好印象。惜しいのは、“28日後”の意味がわからないこと。何で「28日後…」と話が跳ぶの? 20秒で感染するんだったら、28日もいらないじゃん? なんか2度も1ヶ月近く話が飛ぶと、その間の方が色々あるんじゃない? と思っちゃうんだが。w 【TERRA】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-07-20 14:42:08) |
44.《ネタバレ》 主人公は感染していませんがとても凶暴でした。兵士のめんたまのなかに指をいれてぐりぐりして絶命させています。もしゾンビが喋れるならば「やりすぎ!」と言うと思います。もしこれで主人公が感染したら恐ろしいゾンビになりそうです。ちなみに人間たちはゾンビに殺されてしまう恐怖よりも、集団から孤立している事実に怯えている。この映画の本質はゾンビとの戦いではなく、孤独との戦いだと思います。そして孤立している人間が他の人間と出会ったときの安堵感がひしひしと伝わってくるのが素晴らしい。主人公がハローと叫びながら、無人の荒野と化した街をさ迷い歩いているシーンがあり、そこから2人の男女の仲間と出会ったときなどは、観ているこちらのほうが思わず安堵してしまう。またマンションの最上階でがんばっている父娘がようやく仲間と出会えたときも、なにかとても嬉しい気持ちになれる。死ぬか生きるか?という問題よりも、いつ孤独から解放されるのか?ということに興味をもって最後まで観る事ができました。そういう意味でDVD版のラストシーンはとても満足できる。ヘルプではなくハローには大きな意味がある。主人公は常にハローと言ってきた。彼は強烈にコミニケーションを求めていたことが分かります。孤独からの脱出。これこそこのゾンビ映画の本質です。ラストシーンにカタルシスを得ることができました。孤独な世界観が素晴らしいゆえに、人と人とのふれあいの重要性を再認識させてくれます。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-23 21:23:41) (良:2票) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-20 18:33:23) |
42.《ネタバレ》 結局一番不気味なのは誰もいない都会の風景、次に怖いのが人間、最後がゾンビ(感染者だけど)でも最近のゾンビは元気いいっすね~~やっぱ昔と違って食い物が違うんかな~ 【レッドホーク】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-28 23:37:07) |