1.オカマ(ゲイボーイ)の歴史を目の当りにしたかの様だ。
ATGと新宿って、むやみによく絡んでくるけど、この作品に限って言えば、新宿が舞台となった必然性を感じることができる。
主演がピーターとは知らないで観たが、すぐにピーターと分かった。
若かりし頃なので、断然美しい。
決して好きとは言えない内容だが、間違いなく力作。
家族写真を何度もチラつかせるが、父親の顔の部分がタバコの火でよく見えない。
そんでもって、あのラスト。
カルトものながら、こうした伏線もしっかりしており、映画としての出来も秀逸だ。