4.《ネタバレ》 子供の頃、石丸さんの吹き替えをジャッキー自身が喋ってると思った人、手を挙げろ。
当時ジャッキーのカンフー映画は、ゴールデン洋画劇場でよく流れてた印象がある。次の日は学校がないので私も最後まで観せてもらえた。
見たことのないカンフーの動き、美しさ、風を切る効果音。解かりやすいコミカルな演出。子共たちはみんなジャッキーが好きだったよ。さてこの拳精は、変な精霊も出てきてコミカルさが突出した異色作。最後“俺の技で決めろ”“いやいや俺ので”って言い争うところなんて、子どもたち大爆笑でしたよ。
~Spiritual Kung Fu~霊的なカンフー。“カンフーの精霊”的になるかと思ったけど、そういう訳を見付けられず…
久しぶりに鑑賞。字幕版。う~ん、精霊たち、当時は可愛らしいと思って観てたのに、あんな、ただの白塗りのオッサンだったっけ?高画質で顔の違いが解るぶん、残酷な現実を突きつけられた感じ…
しかもチャイナ・ガール流れないのね。酔拳のカンフージョンとかは、日本語だし後付けの主題歌だって中学生くらいには気がついてたさ。でもチャイナ・ガールは英語だし、当然掛かると思ってたさ。アレ掛からないと、変な感じなのさ。
今の目で観ると、イーロンは自己中で反省とかしない悪ガキ。負けた女の子にリベンジとか、子供じみてる。まぁ女の子見たこと無いって設定だから、ブルマに初めて会った悟空みたいなものかも?根っこは悪い奴ではない。
カンフーの組手はとても綺麗で、ガードを外して正拳をブチ込む、ガチな空手系の七殺拳。対して動物をモチーフにした奇っ怪な動きの五獣拳。なんかタイトルの意味はこの辺に掛かってきそう。十八羅漢との棒術もトンファーも見事。コメディ映画なのに武器の使い方の教科書みたいだ。見えない精霊とのパントマイムもよく見ると結構上手。
可能なら石丸さんの吹き替え版を観てほしいなぁ。チャイナガーr チャイナガーr フンフンフンフ~フン…♪