6.《ネタバレ》 それぞれちょっとずつ社会からずれている(疎外されているともいう)男女がめぐり会って、速攻で対立して終わりかと思いきや、何となくウマが合って、そして何だかんだと相互にうまいこと利用し合いながら、その後を探っていく。なかなか先を読ませない丁寧な構成でした。男が捕らわれた危地からの脱出の機転の方法も、頓智が利いています。ただし、肝心の敵ボスとやらが、怖い存在という設定の割にはあまり怖そうではなく、むしろ随所で間が抜けていたような・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-02 00:33:40) |
5.ちょっと変わったサスペンス。 泥臭い映像がずっと続いていくけど、それなりに観られる。保護司の存在がよく分からないし、この男性の過去も解明されず。 終わり方もそれほどスッキリはしない。でも、それなりに凝った面白い結末になっていると思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-23 23:15:00) |
4.題名からお涙頂戴物かと思ったけど、全然イメージと違って良かった。難聴ってことをマイナスに捉えず、逆に利用していたり、後半が予想もつかない展開になるところなど、良かった。 派手さやスピード感はないかもしれないけど、よく出来ていると思う。 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-27 10:19:46) |
3.《ネタバレ》 主人公があか抜けない微妙な年齢の女性なので、見始めたときは期待度は低かった。けれど何というか「転んでもただでは起きない」しぶとさを持った人で、「ピアニスト」のエリカ先生が陥った底なし沼には沈まず、うまいことポジティブに物事を運んでいるのは見ていて面白かった。惚れた男とgive&takeで渋々危ない仕事に手をつけちゃうところなんか、どんくさいけど気持ちは解るな。最後まであか抜けない、そこがこの女優さん上手だった。ビデオパッケージの表情なんて、非常に気持ちが出ていた。私はこの女性の恋物語とサスペンスを6:4くらいの割合に感じ、うまく行き過ぎなラストがかえって不満だったかな。男なんて蹴散らして、一人で幸せになっても面白かったかも。 【のはら】さん 6点(2004-11-09 21:35:16) |
2.《ネタバレ》 たぶん俺、ちゃんと理解できてない(汗)。話の内容は一通りはわかったんだけど、もっと深い映画の気がする。会社でも煙たがれてる耳の不自由な女性が、社会に煙たがれている男性に魅力を感じ、惹かれていく話。ただ、保護司の話のくだりがどうもよくわからない。もう一回見てみないとわからないなぁ。音の使い方、特にカルラの音のON/OFFの使い分けが秀逸!もっといろんな人に見てもらいたいし、いろんな人の感想を聞いてみたい作品。とりあえず、現時点では6点。これから上がる可能性あり。(以下、2回目鑑賞レビュー)1回目観た時よりも随分理解できたし、面白く観れた。ただ、やはり保護司のストーリーについては理解しがたいものがある。最初はカルラの友達の旦那という線を匂わせているようだが、子供ができないと言っていたので、それはなさそうだ。では、彼はゲイでカルラの友達の相手の男なのか…とも思ったのだが、それも違うようだ。その他の可能性であえて解釈するのであれば、人生に失敗したポールを見下していた保護司が、実際には彼の方が人生に失敗したという、皮肉的な対比としての存在。そして、「1週間いない」「3週間いない」という、映画の経過時間を知らしめるための存在。もしかしたら、何か他につながりがあるのかもしれないが、僕にはこれ以上わからなかった。いずれにしても、保護司のストーリーに関しては消化不良の感が否めない。ということで、変わらずの6点ということにします。 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 6点(2004-05-01 04:13:33) (良:1票) |
1.夜を徹して、屋上から覗き見している(させられている?)ヒロインがかなり寒そうだったけれど、同情の余地はない。ギブ&テイクの法則にのっとっているだけなのだから。私的にはどうしてこの二人に恋愛感情が沸き起こってくるのかが不思議でしょうがなかった。彼女のほうはともかく(だってね、そもそもの求人募集で「若くて手がきれいな男性」っつーのを条件に出しているくらいだもの←恋人に求める条件まんまですよね)、男のほうは何故に恋しちゃったのかなぁ~???フ・シ・ギ。まどろっこしいって言えばまどろっこしいけれど、ちゃんとドキドキするところありーのでサスペンスしてました。 【元みかん】さん 6点(2003-11-22 04:30:23) |