1.《ネタバレ》 5年越しのレビューみたいですねw
ストーリーは物凄くステレオタイプでした。約半世紀前の作品なので、そう感じるのは仕方ない。藤純子さんも特に美しいと思わなかったのです。可愛いとか綺麗って感じでは無いですね。ひたすら凛々しい。そんな感想です。私は寺島しのぶさんが苦手でして、彼女の面影が浮かんだことも関係しているかな…。
でも、楽しかったです。この時代の映画は主演を映画スターらしく撮ることに執心していて、そういう姿勢は現代にはありません。なんだか、安心して観られるのです。そんな心地良さがありました。
お竜さんの親の仇のスタンスが深かったです。健さんとお竜さんとの、云わば三角関係です。本作ではヒールですが、健さんやお竜さんより共感しました。フツーの人の弱さです。
それと、健さんのいい加減な応急処置にほっこりしました。