《改行表示》46.《ネタバレ》 独軍の暗号機エニグマの解読は、英軍のUボート鹵獲等の功績によって行われた。それをあえて、米軍が行ったことにするという意味が分からない。強引に史実を変える理由や必要があるわけでもなく、単なる娯楽映画に興を添えるために史実を拝借した程度のことだろう。浅慮である。 航行不能となったUボートが救難信号を発する。それを傍受した米軍はエニグマ獲得を目的に、潜水艦をUボートに偽装し、救助と思わせてUボートに乗り込み、敵艦を拿捕する作戦を立てる。作戦は予定通りに運び、艦内に乗り込んで占拠に成功するものの、独軍駆逐艦が現れ、偽装潜水艦を撃沈されてしまう。敵艦に乗り込んだ米兵達はUボートを操作して、帰還しようとする。これが前半だ。奇抜な発想で興味を引く。これに並行して兵員の絆、自己犠牲、副艦長の成長物語が描かれる。そつのない脚本で、合格点はつけられる。が、洗練されてはいない。副艦長の成長物語を描くのに急で、とってつけたような印象になってしまっている。駆逐艦との戦闘は御都合主義が目立つ。仕様を超えて深く潜るとか、魚雷が発射できないとか、捕虜がモールス信号を送るとか、死体と油を放出して沈んだと偽装するとか、手垢がついた演出だが、見せ方が上手く、悪くはない。艦砲一発で無線設備を粉砕する。魚雷一発で駆逐艦を撃沈する。この二つが気になる。戦艦は鋼板が厚く、二重壁構造で、艦内部も複数に区切られているため容易には沈まない。沈むにしても時間がかかる。商船と勘違いしていると思う。また爆弾が誘発しない限りあんなに爆発炎上しない。潜行可能な潜水艦を使っての撮影が功を奏して、写実的に描かれていたのに、爆発場面だけは現実味に欠ける上、CGも粗雑で残念だ。それに、真正面に進んでくる敵艦に対して魚雷を当てるのはとても難しい。船同士が無線で通信する場面が全く無いのも不自然。無線に答えられない時点でバレてしまう。無いものねだりを言うようだが、敵軍に対する尊敬が感じられないのが遺憾だ。名作「Uボート」にはそれがあったから、評価が高い。「勝った、万歳」で終っては底が浅い。戦争の凄惨さが描けていないということだ。英雄の影にも悲劇が付きまとうのが戦争だ。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-04 23:41:43) |
45.《ネタバレ》 潜水艦乗りの恐怖と緊迫感が上手く表現されていました。平均点以上の良作かと思われます。しかし、人間とはなんて愚かな兵器を発明し、愚かな争いを続けるのか。文明が発達しようがしまいが戦争は繰り返されるのだろうけど、自らを海中に閉じ込める兵器を開発するとは異常としか思われない。 【いっちぃ】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-13 17:21:53) |
44.映画としては起承転結がちゃんとあって脚本もわかりやすく楽しめた。潜水艦のなかの緊迫した雰囲気はよく出ていたとおもうが、何かが足りない。CGの見すぎか? 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 08:19:31) |
43.個人的には、Uボートやレッドオクトーバーやクリムゾンタイドなんかよりも、この映画の方がすきなんです。 【ボクマン】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-05 02:14:00) |
42.タイラー大尉の成長が嬉しかった。トップには決断力と威厳が必要。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-04-06 07:58:54) |
【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-07-28 07:41:37) |
40.《ネタバレ》 オマケで8点あげても良いのですが、潜水艦ものの中で比較するとちょっとパンチが足りないかな。いや、話のセッティング自体は斬新で良かったと思いますよ。潜水艦ものにつき物の自己犠牲あり、圧壊寸前あり。ただ命中率良すぎるし、ドイツからの攻撃はあまりに当たらないんですよね~。駆逐艦の落とした爆雷があそこまで近距離で爆発しなくても・・・ホントならさすがにダメでしょ。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-27 09:40:29) |
39.どうしても潜水艦ものの映画って薄ぐらい感じの映画になってしまうんですよね。それがダラダラしたものになるのか緊迫感があるものになるのか紙一重なんですけど…。この作品は中盤から後半にかけてなかなか緊迫感があって良かったと思います。 【epitaph】さん 7点(2004-10-03 20:53:57) |
38.潜水艦ものはこれといって見た事ない私ですが、なかなか迫力、緊迫感があって面白かったです。主人公やその他の若者が成長していく姿には感動しました。 【トシ074】さん 7点(2004-09-20 10:02:48) |
37.不慣れな相手艦でのやりとりなど、設定が設定なだけにハラハラドキドキします。身を挺してのやりとりなど緊迫しますが、お涙頂戴とまではいきませんでした。 【tantan】さん 7点(2004-08-18 17:30:28) |
|
36.戦争映画って結構狙い目の妙な落ち方をしてるのが多いけど、これはお気に入り。潜水艦の乗組員の緊張感が伝わってくる。まるで深海にいるようなあの音、いいなぁ。確かに男くさいけど。地味ではあるけれど、派手な戦争映画よりははるかに好き。 【揺香】さん 7点(2004-07-14 18:47:06) |
35.《ネタバレ》 タイラー副艦長の、成長物語。ハーヴェイ・カイテルも良いです。「Uボート」を見る前だったので、機雷のシーンはとても恐かった。苦渋の決断をしたクライマックス、でも決断しなければ全員が死んでしまうかも知れない究極の選択。戦時中、こういう事はきっと実際にあったのでしょう。沈没させた駆逐艦の、合成がみょーにショぼい。それが減点。 |
《改行表示》34.潜水艦で、あまり期待しないで見ていたため、 見終わったときにかなりおもしろいと感じた。 【幕ノ内】さん 7点(2004-03-31 21:49:48) |
【よしふみ】さん 7点(2004-02-28 18:40:11) |
32.常におとずれるピンチの連続で興奮しました。ドイツ兵の捕虜がにくたらしかった。 |
31.出来はかなりいいと思うから、無難に見れる映画。 【ディーゼル】さん 7点(2004-01-02 00:35:30) |
【ポジティブ】さん 7点(2003-11-03 20:32:21) |
29.この映画を見に行った日、3館ハシゴしていたので、眠たかったのですが、一瞬で目が覚めました。・・・面白い!!。 【sirou92】さん 7点(2003-08-14 17:57:30) |
【北狐】さん 7点(2003-07-22 15:16:51) |
27.面白かったです。緊迫した状況が伝わってきて疲れるくらいでした。サウンドをDTSにするとさらに臨場感が増して迫力ありました。 【まりん】さん 7点(2003-07-06 21:45:19) |