続・さすらいの一匹狼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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続・さすらいの一匹狼

[ゾクサスライノイッピキオオカミ]
ADIOS GRINGO
1965年スペイン上映時間:100分
平均点:5.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
アクションウエスタン
新規登録(2004-11-05)【ハイラムK】さん
タイトル情報更新(2009-11-07)【カニ】さん
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監督ジョルジオ・ステガーニ・カゾラーティ(ジョージ・フィンレイ名義)
キャストジュリアーノ・ジェンマ(男優)
アイダ・ガリ(女優)(イヴリン・スチュアート名義)
ピエール・クレソワ(男優)(ピーター・クロス名義)
ネッロ・パザフィーニ(男優)(テッド・カーター名義)
ロベルト・カマルディエル(男優)
脚本ジョルジオ・ステガーニ・カゾラーティ(ジョージ・フィンレイ名義)
音楽ベネデット・ギリア
主題歌フレッド・ボンガスト「Adios Gringo」
配給松竹
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1.偶然出会った古い友人から二束三文で牛を購入し、ホクホク顔のジュリアーノ・ジェンマ。しかし町に到着した彼を待ち受けていたのは、「これは盗まれた俺の牛だ」という非難の声。「いや、確かに買った牛だ」「何を言うこの盗人め」と押し問答の末、銃を抜く騒ぎとなり、彼はその男を撃ち殺してしまう。「牛泥棒の上に、人殺しまでしやがって」と、彼を追いつめリンチにかけようとする町の人々、ジェンマは間一髪抜け出して、「必ず無実を証明してやる」との言葉を残し、牛を売った男の行方を追う・・・映画のあらすじのようですが、さにあらず、ここまでが前置きです。ここでタイトルです。いやあ、濃いですねえ。例によって例のごとく、タイトル明けには、さっそく本題がズレ始めるのですが、心配ご無用、ちゃんと登場人物の枠内に収まるように、物語は都合よく収束していきますから。そんな感じで、「無実を晴らすも何も、牛を盗まれた人を殺しちゃったのは事実でしょうに」「だいたいそんな怪しい牛を買うヤツが悪い」など、“自己責任”ブームの昨今、ジェンマの味方をして映画を見てくれるヒトもあんまりいなくなっちゃったかも知れませんが、いずれにせよ、この“町の人々によるリンチ”ってのが、本作の面白いところですね。盗んだ牛を売った悪人、その悪人を必死で追いかける主人公、さらに主人公がある女性を救出するエピソードもあり、このあたりは「復讐劇」の要素なんですけれど、映画の背景を覆う“町の人々のリンチ”は、それとは一線を画し、もっと無目的で無表情で無軌道な圧力、なんですね。主人公の味方をしてくれる脇役の存在が、かえってそのリンチの不気味さ、コワさをよく出していると思います。クライマックス、大勢を相手に銃撃戦を繰り広げるジェンマ(オマエはランボーか)、このツキヌケぶりは必見です。・・・まあどっちみちマカロニ(しかも所詮はジェンマ主演)なんですけど、何とかホメてみました。はい。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-31 22:38:53)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4240.00%
5240.00%
600.00%
7120.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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