《改行表示》13.《ネタバレ》 ストーリーはとてもオーソドックスな上、細部に突っ込みたい所が色々あります。ヨーロッパの感性との違いでしょうか、一人の子どもを譜面持ちにさせっ放しとか、凶悪な問題児に特に対応しないんかい、とか校長の横暴ぶりがてんで甘い、とか。紆余曲折もなしに合唱の仕上がりが県優勝レベルに上手い、とか感激してるわりに生徒の手紙を全員分拾わない、とか。モランジュったら人生を変えてくれた恩師の名前を忘れてるって、そりゃないだろうよ、とか。そもそも回想式にする意味あんのか、とか。 ところがですね、こんだけ文句を言いつつも、全編に流れるユルイ空気はなんとなく心地よくさせるのです。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生、この手のお人よしで善良なキャラクターに私はめっぽう弱くて、彼の苦労が報われてほしいと願わずにいられませんでした。悪ガキらに先生の素朴な愛情が伝わるのを見るのは嬉しいものです。 それに、プロ合唱団による美麗なコーラスは耳を介しての至福そのもの。アマチュアの歌声じゃないじゃん、というプロット上の齟齬についても、まあいいじゃないかという気持ちになります。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-21 00:25:13) |
《改行表示》12.よくありがちなストーリーだけど それなりに面白い。 |
《改行表示》11.《ネタバレ》 設定、ストーリーに真新しさはないものの、合唱の素晴らしさ、特にメインの子の歌声の綺麗さに感動できる映画でした。 音楽の力で大きく変わった一人の子どもの人生と、少しだけ影響を受けたその他の生徒たち。譜面台の子や無実の罪の子など少し釈然としない感じもある種のリアリティかなと思いました。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-13 04:43:56) |
10.子供たちの生い立ちや、合唱隊に参加して先生への信頼感が生まれる過程などのディテールが丁寧に描かれてはいないが、トータル的には心を打つ出来映えとなっている。ただ、みなさんも投稿している通り、楽譜持ちの子や、最後に放火するワルなどに対する先生の対応がとても気になるし、ラストのニューシネマのトトが出てくるシーンは必要なのかと思いました。歌はどれも素晴らしかった。 【marsplay】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-08-14 00:28:06) |
9.公開時に、会社の後輩がガラにもなく「感動の作品っす!!」とか言って勧めてたんだけど、観てみりゃなんのことはない、ほとんど現実味の無い物語、コメディ一歩手前の映画。どうしようもなくガラの悪い生徒達を、合唱でラクラクと纏め上げ、一方、生徒達の方も不気味なほど歌が上手かったりする。音楽というものをナメとんか~。という気も(ホンの少し)しないではないけど、ま、面白いから、いいか。楽しい映画です、ハイ。映画の最初は画面が暗くて登場人物の表情が見えにくいのが、映画の進行とともに画面が明るくなり、表情が活き活きと伝わってくる(ような気がしたが、気のせいかもしれない。うひょひょ)。ラストも、あの、窓から子供たちの手が出ているのが、なんか素朴で、しかもちょっと意外性のある素朴さでもあって、いいなあ、と思った。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-24 22:54:08) |
8.《ネタバレ》 静かな感動がありました。最後窓から子供たちが紙飛行機を飛ばすシーンが良かった。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-17 23:55:05) |
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7.ストーリーは目新しさがなく使い古された単純なものなのに、こんなに心が動くとは思わなかった。マチューが夜灯をつけて作曲とかしてるとき、一番近くに寝てる生徒まぶしくないのかしらん?ってすごく気になりました。だから、彼だけマチューに布団をかけ直してもらってたのかしら? 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 10:02:59) |
6.「天使にラブソングを・・・(フランスバージョン)」と言ったところでしょうか。フランス映画なのに、ハリウッド化されているというか、ありふれたストーリー展開というか・・・。でも所々で、ブラックテイストが出ていましたね。ペピノの愛らしさと、少年たちの歌声は良かったです 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-21 18:56:32) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 モニエ少年を筆頭に サン・マルク少年少女合唱団の天使のような歌声は正に必聴といえるでしょう。 物語としては音楽は人の心をも動かすという、今更と言うかある意味普遍的なテーマのものですが、中盤あたりの、それまで鬼のような校長が紙飛行機を作って飛ばすといった描写を見る限りでは、成功してると思います。 ただ、終盤にかけて、特にマチューが解雇されるまでの場面が急ぎ足というか、取って付けたような感じだったので、そこがマイナスポイントです。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-17 03:06:52) |
4.フランスのDVD売り上げ記録を塗り替えたらしいけど、そこまでの映画とは思えなかった。フランス人の感性とのギャップを感じた。うまい仕掛けのあるストーリー、きれいにまとまってるストーリーが好まれているのかな?そう思った。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-21 20:56:34) |
3.《ネタバレ》 私も第一印象は、ニューシネマパラダイスっぽいなー、でした。最初の部分とかね、ニューシネマ大好きだからっていうのもあって、どうしても被せてしまいました。が、それ抜きにしてもとても良い映画でした。もう歌が素晴らしいです。アカデミー賞にノミネートまでされたあの歌(曲名が分かりません。誰か…!)、今日ずっと頭の中に流れていました。ジャン少年の声がほんとに美しいわー。最後の紙飛行機のシーン、もうなんか条件反射な感じで涙が溢れました。あのゆったりと時間が流れる感じ、これだからフランス映画って好きだ。 【Ronny】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-05 01:19:33) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 ずっと見たかった作品でした。やはり少年達の歌声がとても綺麗で、なんだか泣きそうになりました。特にモニエ少年の澄んだ声と、綺麗でまっすぐな瞳はすごく印象的でしたね。 ただ、皆さんおっしゃる通り教育上それでいいのかな・・と思わせる部分も所々ありましたが。歌の下手な子には譜面台代わりに楽譜を持たせるだけ、って・・それってどうなんだろうw 結局更正出来なかった男の子が出ていく時も、マチュー先生は「バリトンが足りなくなる」の一言でしたよね汗。 でも、ラストのオチも最初に繋がっていて良かったし、細かい部分はありつつも、全体にはいい作品に仕上がっていると思います。 【akoako】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-04 23:01:24) |
1.ピエール少年の美声もさることながら、とにかく善良な音楽教師・マチューの人柄に惹かれた。背が低くて小太りで頭髪も後退していて、見た目的にはまるでいい所がない(失礼)な彼だが、音楽を心から愛し、荒れ果てた「池の底」の少年達にコーラスを教えることによって彼らに輝くものを与えようとする、その姿勢には頭が下がる。残念な点は、途中で少し音楽に理解を示した校長が終盤のあの事件で結局圧力に屈してしまったところか。まあそれはそれでリアルなのかもしれないが。 【ライヒマン】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 23:39:13) |