15.《ネタバレ》 最後の4人は誰なんだ!こればかり気になってペデュナの裸が吹き飛んだー!誰かなんとかしてくれい! 【JF】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-22 14:56:53) |
14.不幸の不幸な連鎖。万人向けでは確実に無い映画だが、不快な余韻をじわりと残す良作。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-21 16:26:17) |
13.《ネタバレ》 絵が良い。ゴタゴタの間の悪い話はありきたりだが、テンポよくシュールにまとまっていてセンスの良さを感じる。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-22 04:15:54) |
12.ソン・ガンホと現代韓国映画ファンなので見た。以外や北野武の映画を思い出させれる映像でした。影響受けていると思います。シリアスとブラックジョークが消化しきれていない感じも見受けられましたがこの監督の他の作品を見てみようと思いましたよ。 【仏向】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-19 00:18:30) |
《改行表示》11.オールドボーイ→クムジャさん→本作という順番で観たのだが、復讐三部作のデビューである本作からすでに、パク・チャヌク色はバッチリ確立されていると感じた。少し距離をおいたようなカメラワーク、手抜きの無い暴力描写、独特のテンポによるスピーディな展開、そして全体から常に漂う「血」の香り・・・。この監督の映画は無駄なシーンがそぎ落とされているので、一気に最後まで見せられてしまう。 本作ももちろん十分楽しめる作品に仕上がってはいるが、どうしても次作「オールドボーイ」があまりに傑作すぎるため、少し地味目な印象は否めない。こちらの予想を良い意味で思いっきり裏切ってくれるような、そんな展開は正直本作には無かった。 ソン・ガンホ、ペ・ドゥナをはじめ、俳優陣の演技は非常に良いです。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-21 18:02:03) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 復讐三部作、これだけ何故か避けて(だってストーリーが・・)来ましたが、やっと観ました。 あれだけ凄まじい事をしているのに、映像に脂っ気が無く、終始淡々と、淡々とラストまで進みます。まるでドキュメンタリー映画の様に。そのせいか、派手な怖さは全くありませんでした。でもそれが本当は一番怖い。妙に身近に感じられるから。又、精神的に避けたいもの、見たくないものをわざわざ「ほ~らっ」と眼前にさらさたような拷問を受けた感じがしました。 愛する者を奪われ、頭の中には「復讐」しかなくなって、行動に移すリュとドンジン。その姿にはタイトル通り「哀れみ」しか感じられません。そして、、結局皆死んでしまった。微塵も救われない。。 要所要所に「?」的なシーンがありましたが(自分が理解出来なかっただけかも知れませんが)、やはりこの監督のセンスには痺れます。 リュがエレベータ内で、ヨンミの亡骸とそっと手を繋ぐシーンには「う~わ、これは凄い!!」と思わず唸ってしまいました。 時々無性に韓国映画を観たくなるのは、こういう作品があるからだと痛感しました。 【夜光華】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-22 01:16:59) |
9.復讐が復讐を呼ぶが復讐からは何も生まれない。この言葉につきると思います。ペ・ドゥナがすごい良かった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-26 16:47:35) |
|
8.《ネタバレ》 本作には2人の主人公がいます。ともに復讐者であり、復讐される者でもある。彼らに感情移入し、憐れむことができるのか。聾唖者の青年(緑髪)の境遇には同情する。彼が闇の臓器売買人に対して復讐するのは理解できる。でもそれ以上に彼の犯した罪は重い。子供を死なせてしまったのは、100%彼のミスです。彼が殺したのも同然。彼は復讐されて然るべきです。ですから憐れむ余地はない。では、子供を無くした父親のほうはどうか。警察に怨恨の可能性を聞かれ、「自分は真面目に生きてきたつもり」と話します。踏みつけきた人間の痛みを、気に留めていないということ。その姿勢には眉をひそめます。でも誘拐はそれに見合った罰ではない。彼が復讐に走るのは理解できます。娘の命を奪った奴らは、みな苦しんで死ねばいい。そう思うのは当然です。しかし復讐が成されても、娘が帰ってくるわけではありません。より深い傷を心に負う。だから復讐は悲しい。ですから、本作の着地点は甘いと思います。ソン・ガンホを殺してしまっては意味がない。あれでは彼に赦しを与えているようなもの。彼にはあの刺客4人を返り討ちにして欲しかった。復讐連鎖のテーマにも沿うし、復讐の虚しさもより強く打ち出せたと思います。人を殺めた事実に苛まれて生きていくほうが、よほど辛い。自分は生きている人を憐れみます。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-29 19:01:25) (良:2票) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 臓器売買詐欺にひっかかり、資金稼ぎの誘拐が成功しそうになった所で、歯車が狂い新たな復讐劇を呼んでしまう。見終わってみると古くは「死刑台のエレベーター」や「ファーゴ」に似ているなあと思いつつ、それにしてもすごい映画を撮ったものです。 全く救いのないストーリー展開の中で、2つの復讐が淡々と、そしてショッキングに進んでいく。なんといったらよいのかこの映画の救いのなさとインパクトの強さに脱帽です。ちょっと前に、韓国映画で「殺人の追憶」を観て、しばらくイメージが頭から離れず宿酔状態でしたが、この映画も尾を引きそうです・・・ それから、ソン・ガンホは要注意、いい役者ですね。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-15 18:21:04) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 復讐は復讐を呼ぶというテーマは分かるが、自分の行動に全く責任を持たない連中ばかりだったので余り感情移入出来なかった。元はと言えば、騙された主役と見ず知らずの他人を誘拐しようと簡単に唆す女が悪い。これを言うとストーリーとして成り立たないが、一番の過ちは姉が子供を開放してから自殺しなかったという事。最悪の事もあり得る、という想像力が欠けている。クライマックスは案外あっさり、ソン・ガンホが縄を解いた時、許すか決闘するのかと思ったがアレには驚いた。反撃出来る時には反撃しろという教訓にはなった。韓国映画が凄いのは認めるが、特にこの監督の作品で無骨で強硬な男・犯罪が蔓延る韓国社会という怖いイメージが付いてしまった。最初の腹斬ももう少し考えた方が良い。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 03:14:05) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 復讐が復讐を呼ぶ・・・・とても哀しい物語でした。暴力描写の生々しさが、復讐の連鎖の不毛さ、虚しさを強く映し出しています・・・・。 筋書きは非常に良くできています。ただ、非常に後味は悪いですが・・・・・。 最後に自らの復讐をとげたソン・ガンホが逆に復讐され「なんであんな小娘のために・・・」とつぶやきながら息絶えていくのが、非常に印象的でしたね・・・・・。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-19 20:53:31) |
4.《ネタバレ》 うー、重い暗いシンドい。真剣に見続けて気持ちをあちこちに動かされながら、見終わった時には心の中にずーんと鬱の錘をぶら下げられました。不幸なエピソードに同情するんだけど、馬鹿だったりやり過ぎだったりして、その気持ちが冷めて次の同情へ推移しちゃう、だけどそちらがまた・・・と安易な同情をどんどん挫いていって、1つの悲劇がどんどんと幾つもの悲劇に繋がってゆくさま、その希望のなさ加減がキビシいツラい。ユーモラスなエピソードがコロリと転がってたりして油断してるとグサッとやられてしまう、って感じで気を抜けませんでした。台詞や説明的な映像なんかで多くを語らずに写実的な映像を重ねていって伝えてゆく手法に感心しましたが、それだけにラストのペ・ドゥナのセリフを繰り返す部分はちょっと余分だったかな。あれってなくても判る部分だったので。それにしても韓国映画の息苦しさってなんなんでしょ? 明るい映画でも息苦しさを感じてしまうんですけれど、こういうシリアス、暗い映画だとなおさら。日本にはもうない、のではなくって塗り固めて隠し込んで見えないフリしてるモノが、韓国映画には映り込んでる、そんな気がします。きっと韓国の映画作家は、自分達の社会の中にある問題や現実を描き出す事に、真剣に取り組んでいるんだなぁ。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-25 01:07:22) |
3.「オールド・ボーイ」よりは、良かったかな..カメラワークも、リアルな描写も、なかなかレベルが高い..ストーリーも悪くはないです..ただ、主人公達に共感出来なかった分、点数は低くなりますね..ぺ・ドゥナ、、大胆に○○しちゃって..ちょっとビックリでした... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-04 14:46:37) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 観終わった瞬間はラストはちょっと余計かなと思った。 苦し紛れに言った言葉が実は真実だったという手法はありがちであり、せっかくいい映画なのにこれでは蛇足ではないかと思ったりもしたが、よくよく考えるうちに、この映画の主題は「復讐の連鎖」であり、復讐を遂げることで映画が終わっては主題とずれるのではないかと監督は考えたのではないか思った。 自分に非がないのに巻きこまれた被害者であったはずのガンホであるが、復讐そのものが正当化されるはずはない。逆に、全く面識もない者たちに復讐され得る加害者でもあったという復讐の論理を訴えたかったのではないか。 あの四人組にも、自分たちの同士を殺されたことに対する彼らの復讐に隠れた大きなストーリーがあると思させたが、もうちょっと何かしらの説明なり、セリフがあった方がよりテーマが深まるかなと感じた。 映像に関しては、リアリズムを追求した荒荒しい映像はテーマに非常にマッチしている。人形と共に手が黒焦げになっていく過程などは、こんなふうに撮る人は今までちょっといなかったなと感じさせたが、「こう撮ったら面白そう。こうすればいい画が撮れるのではないか」というような技巧に頼ったり、本質ではない部分にこだわったりしているようところも見受けられた点は多少引っかかる。 映像のリアリズムを追求するのはよいが、あの状況下においてエレベーターの中で手を握る姿は日本人の感覚ではリアルではない。二人の関係やドゥナに対する想いの深さ、愛するものを奪ったものが愛するものを奪われたという姿を描きたいというのはよく分かるのだが。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 02:58:56) |
1.音楽や説明的な台詞を極力少なく淡々と描くのは北野監督風?個人的には趣味です。汚さエグさも中々強烈。救われないラストも納得の恐い恐い映画でした。 【じふぶき】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-31 13:35:41) |