四月の雪のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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四月の雪

[シガツノユキ]
APRIL SNOW
2005年上映時間:107分
平均点:5.31 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-09-17)
ドラマロマンス
新規登録(2005-06-13)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-10-21)【イニシャルK】さん
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監督ホ・ジノ
キャストぺ・ヨンジュン(男優)インス
ソン・イェジン(女優)ソヨン
リュ・スンス(男優)ユン・ギョンホ
萩原聖人インス(日本語吹き替え版)
小林さやか〔声優・1970年生〕ソヨン(日本語吹き替え版)
脚本ホ・ジノ
配給UIP
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6.《ネタバレ》 皮肉な出会いから始まった2人の恋は、想いの高まりとは裏腹になかなか前に進むことができない。復讐のようにも、慰みのようにもみえるこの想いは、本当に愛なのか?愛だとしても、また儚く消えてしまうかもしれない。傷ついたから惹かれあったのに、傷ついたから戸惑ってしまう2人。「もっと前に出会っていたら」と彼は言うけど、もっと前に出会っていたら、彼らが愛し合うことはなかったでしょう。彼の部屋で、義父の突然の訪問にバスルームへ隠されてしまう彼女。本人たちがどう思っていようと2人の関係は結局不倫でしかないと、つくづく思い知らされてしまった笑顔が痛々しい。 …と頭ではわかるものの、心には何故か響いてこない。不倫の恋だから、という訳ではないだろうし、なんでだろう?一夫一婦制の闇が覗くからでしょうか? むしろ感情移入してしまったのは、事故を起こしたインスの妻。 不倫相手であったソヨンの夫が亡くなったことを知り嘆く彼女も、やはり真剣に恋をしていたのでしょう。思わぬ形で明らかになった不倫の想いを、言い出せなかったのはインスの"優しさ"のせいかも。意識不明の彼女に「死ねばよかったのに」と呟いたあの激しさを、インスは妻に隠しとおしていたんじゃないでしょうか。  これまでのホ・ジノ作品というと、『八月のクリスマス』にしろ『春の日は過ぎ行く』にしろ、男性の視点で物語が進行していましたが、今回はソン・イェジン演じるソヨンに重点が置かれている感じ。それに応えるソン・イェジンの演技も確かなもので、愛情と欲望の間で立ちすくむソヨンを、静かに熱く演じきっています。 それにしても、かつてホ・ジノ作品が全国公開されるなどど、いったい誰が想像し得ただろう。しかも連日大入りの大ヒットなんて…。ヨン様ってそんなに素敵?
kikaさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-05 21:49:35)
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5.「っしょーもなー!あいそないわあー」(←最初の’っ’は相当怒ってる時に発するアレ。笑) エンディングになるやいなや、前方席婦人軍団の御一人から大きなボヤキ声。 いや、そうやないで、この映画「春の日は過ぎゆく」の監督やから一分一秒まで二人のキモチを丁寧に描いてたやんか・・とそのおばさまに言いたいーと思ってたら、軍団の別の御婦人に一言なだめられ、皆さんゾロゾロ退場。 折角の雪景色が見えへんやないの、マナー悪いでなぁ。/ さてさて、私はとても満足でした。ちょっとした手の動きだけでも、また窓辺で後ろ向きに立っていても細かい感情を出せるソン・イェジンがあまりにも上手。 ヨン様の泣きはちょと勘弁(笑)。でも緊張の一度目、激情の二度目、と演じ分けた二人のラブシーンはたいへんよかったです(ホテルでの駐車位置まで乱れさせてる、この細かさ!)。 鏡の多用は少し気になります。身体を撫でる場面と浴室の場面だけだったらもっとよかったなぁ。 それからもひとつ、双方の配偶者の2ショットがほとんどないにもかかわらず、主演の二人以上にお似合いの二人をキャスティングをしてたことも説得力ありました。 ♪誰かが不幸になる場合は 誰かが幸せ掴む時で 違った涙を流すことになる(「幸せのかたち」by高橋真梨子)・・自業自得とはいえ、不貞の結末はむごすぎますねー。 /・・などと余韻に浸りながら劇場を出るとロビーにさきほどの軍団。「そやからあの人らも不倫やからな~~」「儒教がな~~」とマジにソファートーク。それもレイトショーだったので真夜中。韓流を支えてきたのはこの姿勢なのでしょう、見習います、やっぱり無理やわ(笑)。
かーすけさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-06 23:59:17)
4.「八月のクリスマス」を期待して観たのですが..ちょっと違ったかな..二度のラブシーンは行き過ぎでしょ、もっとソフトな方が良かったのに..でも、ラストあたりはさすが ホ・ジノ 監督、なかなか上手い.. 本作はフランス映画系です..ハリウッド映画を観慣れている人にはダメでしょう~.. 最後に、原題と邦題が違うのであれば、この邦題はあまりにもベタです!ラストの感動が台無し!(オチの一つを題名にするなんて、最悪! 「ペーパー・ムーン」を見習いなさい...)
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-24 14:45:16)
3.もともとホ・ジノ監督の映画は好きですが、期待に違わずやはり良い作品でした。余計な台詞が無くても、その後の展開や感情がきちんと解るように計算されていることに、いつもながら感心します。初めて結ばれる日の緊張と不安と悦びは、あの息遣いに見事に凝縮されていたと思うし、「何処へ行くんですか」「何処へ行きましょうか」というラストも、絶望の末の微かな灯りが見えたようで、救われました。しかし、ヨン様はこれのために肉体改造したんでしょうかね。あれじゃあファンはたまりませんね~。そして特筆すべきはソン・イェジンのふくよかな胸。女の私から見ても、もぉ~のすご~く魅惑的でした。しかし、なにをしてもチュンサンの影を引きずってしまって、ヨン様可哀想。それがマイナスの要因。
showrioさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-28 00:06:49)
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2.《ネタバレ》 <完全版を観てレビュー更新■プラス1点で7点■WOWOWで完全版を観たら、ヨン様の方の生き延びた奥さんとはきちんと別れた事が描かれていました。これを省かれたオリジナルだけ観ると、まだ不倫の続きをしている感じがするのですが、そういう意味では「完全版」を観た方がハッピーエンド色は強まると思います>    どこまでも静寂でセリフが少ない。主演の2人が直接語りかける手法ではなく、巧みな表情の変化で語り続けこれがまた絶妙。映像美にも圧倒されます!  韓国では不倫というテーマで年齢制限となったとの内容でしたが、そこには必要以上にいやらしさを感じるような嫌悪感は無く、自分に置き換えればそうなってもおかしくないのではないかという自然な展開で進みます。この時のソン・イェジンは23歳でしたが、大器の片鱗をこれでもかと魅せてくれました。笑った時の何度も言えないステキな表情と同じくらい、思い悩み、悲しむ姿も女優さんとしての演技力の幅の広さを感じさせてくれました。  ヨン様も言わずもがな凄いです。始め重体の姿で横になっている意識不明の妻に「死んでしまえばよかった」と語りかける辺りに悔しさの心中が詰まっているなあと感心。裏切った妻たちが起こした交通事故の慰問に行った後に見せた悲しみの表情。そんな中から当然のように安らぎを求めた先にソヨンに注いだ愛。1つ1つのシチュエーションに重みのある凄みの演技でした。「静かだけど熱い演技」という感じでそれは最後までずっと続きます。「冬のソナタ」のような笑顔は少ないですが、悲しみと愛する妻の裏切りに葛藤する演技も本当に魅力的!  私の好きなシーンは、ソウルのマンションで2人で会っていた時、インスの義父(妻の父)がいきなり来ちゃって。バスルームにソヨンを隠れさせるんですが、後にソヨンが「大丈夫ですから」って言った時のあのソン・イェジンの顔!可愛すぎです(笑)あと海で携帯カメラで2人で写真を撮った時の表情とか。徐々に閉ざしていた心を開いていく過程に惹かれましたね。  エンディングテーマも切なくていい曲です!インストが劇中にも流れるんですが、切ない映画内容には切ない音楽が必須ですし!派手な映画ではありませんが、微笑みの貴公子と呼ばれる俳優の実力と新進気鋭の女優の内面の演技が垣間見れる映画です。
まさかずきゅーぶりっくさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-12 11:53:09)
1.《ネタバレ》 ヨン様ファンの私にとっては観てるだけで幸せでしたが。。。。。。話としては、山がない!!!!あ~あ~あ~あ~あ~あ~っと思っている間に、終わっていました。。。。
まーこさん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-17 19:26:59)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 5.31点
000.00%
113.45%
226.90%
3310.34%
4517.24%
526.90%
6724.14%
7620.69%
826.90%
900.00%
1013.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.83点 Review6人
2 ストーリー評価 3.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 3.33点 Review6人
4 音楽評価 3.33点 Review6人
5 感泣評価 2.50点 Review6人
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