34.13日間寝ずに仕事した割には、みんな最後まで顔色よかったね。コロナだから、昔を思い出したいおっさんはみれば良いよ。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-09 18:02:59) |
《改行表示》33.たまたまさっきこのサイトのマイページにある「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」を見て、この映画の名前を発見。 「あれこいつレビュー書いてなかったっけ?」と思ったわけです。 で、なぜレビュー書かなかったのかを考えると、特に書くことがなかったから放置したんだろうな、と。 世界が一番やばかった「キューバ危機で実際に核戦争までいきかけたんだぜ」をアメリカ視点で描いた(脚色ありの)ノンフイクション映画で、真実だからこその緊迫感と面白さはありますが、しかしノンフィクションの限界。「実際に戦争は起きてない」という結論を知った上で観る以上、予想以上の展開もなく一定以上の面白さになりようがないんですよね。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-25 15:37:21) |
32.《ネタバレ》 1962年のキューバ危機を、ジョン・F・ケネディ大統領の側近でいわゆる“アイリッシュ・マフィア”の一員だったケネス・オドネル特別補佐官の視点で見せるのがストーリーです。この人はロバート・ケネディとは大学時代からの友人でJFKの選挙参謀を経てホワイトハウス入りしたわけですが、調べてみるとこの時代がキャリアの頂点みたいなもので、ケネディ兄弟の死とその後の知事選での敗北から立ち直れずアル中になり、50代半ばで失意の中で死去した悲劇的な人物だったみたいです。この役をケヴィン・コスナーが好演しているわけですが、私には『JFK』のギャリソン検事のイメージが被り過ぎてヘンな感じでした。オドネル補佐官は判りませんが、ケネディ兄弟はじめ当時の閣僚たちはかなり似た容貌の役者を揃えていて良かったんじゃないですか。すでに歴史的な出来事なので結果は誰も知っているわけですけど、ホワイトハウス内だけの視点というか情報だけで語るストーリーテリングはソ連・フルシチョフの考えていることが全く判らないわけで、そこがサスペンスを引き締める役割を果たしています。どこまで真実に近いのかはわかりませんけど、ほとんどクーデターでも起こすつもりかと言いたくなる高級軍人たちの反抗的な態度、この13日間にJFKが知らないところで演習や核実験をしていたとは恐ろしいことです。実際に戦闘が起こったわけではないので派手な絵面は見せれませんが、それでも米国連大使がソ連大使を論破するところとU2偵察機が撃墜されるシークエンスがこの映画の見せ場だったのかなと思います。まあ言ってみれば頗る真面目な映画と総括できるわけですが、同じアイルランド系ながら出身階級が違い過ぎるケネディ兄弟と補佐官とのそこから生じるうっすらとした確執を見せたりする脚本はけっこう良い出来だと思います。それにしてもなんでフルシチョフはキューバにミサイルを配備する気になったんでしょうかね、こういう結果に終わることは自明だったと思うんですが、私は昔から不思議でならないんです。 あと気が付いたことが一つ、この危機の間ジョンソン副大統領がまったく登場しないんですよ。別にハブったわけではなくこれが史実なんでしょうけど、合衆国の副大統領職がここまで盲腸的な存在なのかと驚かされます。ルーズベルト大統領から原爆開発のことを全く知らされてなかった副大統領トルーマンのことが思い出されますが、ブッシュ政権のチェイニーみたいな副大統領は例外的な存在だったみたいです。セリフでは一か所だけジョンソンが出てきますが、仲間内で暗に彼をディスっているだけです。JFKのホワイトハウスもどこかの国と変わらない“お友達政権”だったんでしょうね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-22 22:47:20) |
《改行表示》31.中国との間の尖閣諸島領有問題がこじれにこじれ、反日デモで日本企業がボコボコにぶっ壊されるわ、尖閣に中国の大船団が迫っているわ、中国報道官の日本に対する悪口が日々エスカレートするわと、只事ではない事態に直面している最近の日本。その一方で我らが野田総理の存在感は薄く、彼は一体何をしているのだろうかと考えながらふと思い出したのが本作でした。。。 今回の鑑賞であらためて感じたのですが、この映画の面白さは異常です。本作は戦争に至らなかった事件を舞台にしており、見せ場らしい見せ場は皆無。あーだこーだと議論するおっさん達の姿が上映時間の9割を占めるという何とも暑苦しい内容ながら、これをアクション映画もかくやという娯楽作にまで高めているのです。ロジャー・ドナルドソンによる演出が素晴らしく、膨大な登場人物の入り乱れる複雑な物語を、極めて簡潔に仕上げています。映画全体のテンポの作り方や、イベントに向けての盛り上げ方も見事であり、この監督なくして本作は完成しなかったであろうと思います。。。 ただし、傑作にはなりきれていないという印象です。かつて『ダンス・ウィズ・ウルブス』を製作し、『JFK』にも主演したリベラル一直線のケビン・コスナーの影響か、本作は問題の捉え方があまりに一面的すぎるのです。何が何でも武力行使に持ち込もうとする軍人達が悪として断罪されており、危機を作った張本人であるソ連以上に否定的に描かれています。この手の映画は「あなたならどうしますか?」という問いを観客に投げかけてこそ価値があると思うのですが、製作側が善悪を断定してしまっているのでは楽しみが半減してしまいます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-09-25 00:51:42) |
30.《ネタバレ》 うむ、これはなかなか見ごたえがある ケビン・コスナーいいですね この人はこういう役をさせたらバッチリ しかし、あくまでアメリカ視点であり、史実に基づいて とはいえ どこまでホントかは… まぁあまりそこら辺は言いっこナシでしょうね 政治的駆け引き 軍部との衝突 ギリギリの交渉 とてもスリリングでかつ大変勉強にナリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-25 09:26:02) |
《改行表示》29. どの程度真実なのかわかりませんが、歴史的事実の一端を知ることができて良かったと思います。映画館で見られなかったのが残念です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-09 17:55:00) |
28.観直してみたら、引き込まれた。大統領に対してもガンガン意見を言って、熱い議論を交わすのはアメリカらしいところか。「政治的に死ぬ」という言葉が非常に印象的。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 7点(2009-02-09 09:12:06) |
27.《ネタバレ》 戦争にはならないと知っていながら凄い緊迫感が伝わってきました。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-17 01:33:48) |
26.戦争とは国と国の間ではなく、政府と軍部の間で繰り広げられているのかも知れない。ケネディは言う「軍は気楽だ。失敗しても非難するものはもう死んでいる」。なんとか戦争に持ち込もうとする軍との間で、本当の厳しい戦いは行なわれていたわけだ。この映画で見ると、キューバ危機とは、ケネディとフルシチョフがお互いの軍のタカ派を押さえ込めるかどうか、という危機であったらしい。軍があの手この手で挑発を試みるあたりが、面白くも怖いところ。アイルランド系カトリックの大統領の孤立も描かれていた。特別補佐官が「ダニー・ボーイ」を口笛で吹いて鼓舞する。でもまだこの時代は核戦争が具体的なイメージとして恐怖されていたが、それが抽象的なものになってしまっている現在のほうが、より深刻な危機ではないか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 10:48:48) |
25.《ネタバレ》 丁寧に作られた政治劇でした。完全に語り手であるオドネルの視点から描かれていて、知らない間にケネディ兄弟がメディアにタレコミしてたり、軍が勝手に演習したり、フルシチョフの安否がわからなかったりという状況を追体験できる構成にしたのは正解だったと思う。おかげで、すでにわれわれが結果を知っている事件であっても、その危機的な緊迫感を共有することができました。内容的には地味に作ってあるけれども、この後ケネディ兄弟に待ち受けている運命を考えると、オリバー・ストーンの『JFK』以上に、その事件についての「仮説」を語っていたようにも思えてしまう。ロジャー・ドナルドソン監督も、案外あなどれない。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-11 16:34:46) |
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24.スリル感が出て面白いかった。ケビン・コスナー上手い。 【ジダン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-26 19:07:14) |
23.その国の視点で捉えると必ず正義になってしまうのだろう。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-25 23:13:04) |
《改行表示》22. 緊張感のある実話だから、その緊張感をうまく伝えていると思う。 事実に基づく作品ってのは、往々にして事実を壊さないことに重点をおかれて 盛り上がりに欠けるふしがあるのだけど、この作品はうまく作ってあると思う。 ただし。。アメリカが作るのだから、アメリカ側の見かたにはなるなと。。 こんなんキューバ(ソ連)側では作れないだろうけどね。(笑) 【ごりまし】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-31 08:39:14) |
《改行表示》21.実話であるが、どこまで真実なのか?若かりし頃ニュースで、第三次戦争の危機を 報道で知り危機感を覚えたものだ。映画では一つ歯車が狂うと・・・というシーン があったが恐ろしい限り。 2回目の鑑賞。見れば見るほど、そっくりな俳優人を配し、現実感がある。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-09-27 00:44:46) |
20.《ネタバレ》 キューバ政府の言い分が出ていない以上、結局は行きつく先はアメリカ万歳でしかないんだが、アメリカ万歳の部分を脳内で弾いてやれば、かなり良出来の映画。愛国心とやらを煽って威勢良く戦争を起こす何倍も何倍も、相手をなだめすかして戦争を回避することは難しいのだと教えさせられる。この当時の政治背景や大まかに頭に入れているつもりだったが、当時のケネディ大統領がカトリックとして周囲から孤立していたエピソードは初めて知りました。 【永遠】さん 7点(2004-06-12 22:37:05) |
【ポジティブ】さん 7点(2003-12-25 13:18:16) |
18.政治ドラマはどうしても避けていたんですが、これは文句なしにおもしろいです。キャストが良いと思います。ケビン・コスナーはこの作品で初めて見ましたが、良かったっす。まさにサスペンスです。見て絶対損しませんね。 |
17.「キューバ危機」いや恐ろしいですね。一つ間違えればこんなに呑気にコメント出来るような世界じゃなかったわけだから・・・ 非常に緊迫感が伝わってきて個人的には好きな映画です。 【なったん】さん 7点(2003-12-07 23:59:39) |
16.やっぱりね、今の生活は、この歴史的事実のぎりぎりの駆け引き、判断の末に成り立っている、という事を考えると、ドラマティックでもあり、また非常に恐ろしくもあります。下手すれば、私も、この世にいないか、『マッドマックス2』か『北斗の拳』かな世界に生きているかもしれなかったワケで。大国の影響を受けずに暮らしていくのは不可能な世の中で、2つの大国が全面核戦争寸前の危機にあった事実、ごく数人の人の手中に握られていた世界の運命。考えれば考えるほど恐ろしく、「とりあえずよくやった、でも世界は今もお互いの喉元にナイフ向け合ってますよ、JFKさん」と。この国もかつて、ぎりぎりのところで滅びの道を逃れた経緯がありますし、政治家の資質というものを考えるにはいい題材だと思います。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-04 11:48:57) |
15.《ネタバレ》 ストーリーのテンポも良く、映像、音声も緊迫感たっぷり。1人のリーダとしてのケネディ大統領の姿にも感銘を受けます。 【SK】さん 7点(2003-11-15 19:58:52) |