《改行表示》18.《ネタバレ》 南アフリカでも、アメリカのドラマに出てくるような暴力が現れるのですね。 これからフロンティア国が発展していくと、どんどんあちこちの国で このような光景が見られるのでしょうね。 でもツォツィには地面に根差したような逞しい性根を感じました。 誘拐した赤ちゃんと触れるうちに、芽生えた感情でしょう。 ラストの涙は・・ 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-09-23 15:18:35) |
17.《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞、説明的なセリフ等はないけど、赤ん坊によって人間性に目覚めるきっかけになったのが、上手く表現されていると思います。最近知った老子の赤ん坊の例え話とすこしダブりました。悲劇的な終わり方ではない所に救いを感じます。 【ないとれいん】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-10-09 12:11:26) |
16.《ネタバレ》 物語の流れから、最後のシーンでは悲劇的な結末を覚悟したが、それは避けられて良かった。万事ハッピーエンドとは行かないけど、赤ちゃんが両親の元に帰れて本当に良かったと思う。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-25 22:09:25) |
15.《ネタバレ》 作品としての構成は単純なのだが、ラストシーンに至るまで余計な要素に浮気せず、原始的な説得力を持たせることに成功している。また、乳をもらった女性宅から主人公が出てきて、カメラが横に動いて別の店内の仲間をキャッチする動きなど、撮り方にもさりげないこだわりが感じられる。一番印象に残ったのは、紙袋を抱えた主人公が土管の野原を訪れるシーンで、ここが作品に一本の芯を通していると思う。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-26 01:11:36) |
14.シティーオブゴッドに並ぶような、生々しい現実が描かれています。かなりナイスな映画だと思います。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 20:24:51) |
《改行表示》13.《ネタバレ》 自分が父親に可愛がられなかった分、強盗に入った先の見ず知らずの赤ちゃんに嫉妬をしたのか、人間の本来持つ子供への愛を感じたからか分かりませんが、車内の赤ちゃんを置き去りにしなかったのは、結構早い段階で優しい目に変わったツォツィらしい行動なのかなと勝手に納得してしまいました。 勿論ツォツィは2人殺してるし1人は下半身が不自由になってるし、車も盗み赤ちゃんも誘拐だから、最後に赤ちゃんを返して涙を流しても許されるわけではないけれど・・・。どこか悲しげな表情のツォツィに同情したくなる部分も持ってしまったり。 DVDに入っていた別バージョンのエンディングだと、赤ちゃんを返した後、胸元からミルク瓶を取り出した際に警官に撃たれて死亡。もう1つは同様に肩を撃たれてその後に逃亡という形でしたが、手を挙げてそのまま終わりという、最も希望を持たせる形でのエンディングであれは良かったのではないでしょうか? 赤ちゃんを返すと腹を決めたツォツィが、おっぱいを分けてくれた女性にお金を渡そうとしたり、ホームにいる足の不自由な浮浪者にお金を渡したり、顔を殴った仲間の1人に謝ったり、縁を切ると言った仲間にお金を渡したり。それって彼なりの清算であり謝罪であって、純真な赤ん坊とのふれあいの仲で、少しずつ本来ツォツィの持つ心の優しさみたいなものが呼び起こされてきたかなと思って救われました。 95分なのでこじんまりとした印象や、登場人物の心理描写が丁寧に書ききれていない気もしましたが、非常に治安の悪い国においても何らかの希望が描かれるべきが映画だと思っているので、結構心に強く残りました。良作だと思います。土管で暮らしているみなしごが何とも切なかった・・・。 |
12.ツォツィがラストで見せた表情。優しくて悲しげな顔は、見ててホント辛いものがありました。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-10 16:00:37) |
11.「遠い夜明け」からウン十年・・・。 白人の警官が裕福な黒人の女性に「奥さん!下がってください!危険です」なんて低姿勢になってることにちょっと、時代を感じた。でも主人公とそのグループの貧しさ・土管で暮らす10歳にもみたない子どもたちの多さも現実の南アなんですね。 土管に暮らす少年少女が助け合って・明るく暮らしている様子は救いだったが、ツォツォイが悪くなったように悪い社会に組み込まれて行ってしまうのかな・・・。赤ん坊を育てている若い未亡人が優しく包容力があり大人ですね・彼女が色んな人を救った話だと思いました。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-05-19 17:02:16) |
10.《ネタバレ》 以前、この国の昼間の明るい市場の中で3人の若者にナイフで襲われたことがあるので映画の冒頭のシーンは怖かったです。この映画のヨハネスブルクは現地の人でも歩くのに用心しているという場所で犯罪は日常茶飯事です。不良だったツォツィが襲った車に残されていた赤ちゃんの面倒を見ているうちに生活を改めていくという話ですが、現実はもっと悲惨な気がします。こういう映画だと最後に主人公が改心したころに殺されて終わりだというパターンが多いので、この終わり方はホッとしました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-25 02:27:53) |
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9.作りは凄く良いと思うんですが、どうにも90分では尺が足りていない感じがしました。主人公の背景や感情の変化の経緯などの描写が不十分で、主人公に感情移入させることができていないように思えました。もう少し丁寧さがあれば傑作になりえたかと。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-22 14:26:42) |
《改行表示》8.ちょっと邪道な見方かもしれませんが、なじみのない国であることもあり、映像が非常に美しいということが一番印象に残りました。 ストーリーはちょっと強引な気もしますが、現実があまりに悲惨な世界では、映画ぐらい少しは希望を持たせないと駄目なんだろうと邪推します。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-21 15:38:06) |
《改行表示》7.なんで旦那さんに捨てられて赤ちゃんと2人で暮らしてる人の方が良い暮らしなのでしょう?ちゃんと仕事してるから?うーん・・・。 赤ちゃんにコンデンスミルクっつーのはどーなん? 早すぎませんか? それにしても、出てくる人出てくる人が個性的な顔の人ばかり「この人達本当に俳優?」って疑問がずっとあったのですが、見ているうちにそれぞれが愛らしく思えてきました。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-30 13:24:27) |
6.《ネタバレ》 なかなか渋くて良かったです..ラストはねらい過ぎ、でしたね~ そこだけが残念!..(赤ん坊を置いて、とっとと逃げるでしょ~ あの状況なら..) 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-28 12:19:36) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 悪者が子供と接するうちに、心変わりしていく。 パッケージを見た時「パーフェクトワールド」を想像した。 この映画で10点になれないのは、ラストの物足りなさ。 結局、何を1番訴えたかったのかが最後まで伝わらなかった。 でも、総合的にみて、友情、愛情が随所に盛り込まれて 非常に見やすい映画だった。 【kure】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-19 11:43:57) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 このコンセプトを北米やラテンアメリカ等に置き換えでも成立するだろう。しかしこの映画、舞台は南アフリカ、治安の悪さで悪名高いヨハネスブルグ、旧黒人居住区ソウェトである。この舞台設定だけでかなり類似の不良映画よりも得をしていると思われる。そしてツォツィをはじめとするチンピラ少年達の眼光の鋭さ、独特の存在感が本作の一番の宝だ。この舞台にこのキャスト、映画の成功の半分は約束されたと言っていい。 ツォツィが乳児とのふれあいから人間性を取り戻していく過程は多少無理があるような気がするのだがぎりぎり許容範囲に収まっていると感じた。ただ、彼が最終的に人間性を取り戻すにしても、それまでに犯した犯罪があまりに重大すぎる。脅迫、強盗、ふたりを殺害し、乳児の母親を半身不随に陥らせた。監督はあえてツォツィがホールドアップするところで物語を終わりにしたが、個人的にはDVDに収録されていた銃殺されるバージョンの方がバランスは取れていたように思う。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-11-09 13:53:38) |
《改行表示》3.この暴力的な犯罪者に同情の余地はない。 描写が生々しくて生理的には受け付けないタイプの作品なんだけど、赤ん坊が登場してからは、その先がどうなってしまうのかちょっと気になった。 何の知識もない若い男が赤ん坊を育てようとすると、もっとコメディじみた大惨事になると思うんだけど、この作品にそんな笑いは必要ないのかも知れない。 同情の余地のない犯罪者のはずなのにラストは何故だかドキドキしてしまった。 たぶん心の中で撃たないで欲しいと願っていたのだろう。 どこで心変わりしてしまったのか、僕にもよくわからないけど、僕はこの暴力的な犯罪者に対して同情してしまっていたようだ。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-10-17 14:25:47) |
2.ベタ過ぎるとも思える物語ではあるが、登場人物の人間臭さや慈愛に満ちた視線、ラストの締めくくりの品の良さが際立つ。演技も見事。「南アフリカ」という舞台装置の勝利なんだろうか。音楽が少し格好良過ぎていてちょっとミスマッチかと思わせたが、そんなに気にはならないかな?と言う程度の違和感か。そういえば蛇足だが、「アフリカ」と言えど南半球南端の気候は寒く、山岳地帯では降雪もするのだと言うことを、思い出したり。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-15 22:07:38) |
1.《ネタバレ》 紋切り型のストーリー展開とやたらと流れる音楽は、ハリウッド映画の模倣以上のものを生み出しているわけではないが、ツォツィの怯えたような目とぎこちないしぐさが良い。盗んだ車に赤ん坊がいることを発見したときに聞こえる犬の鳴き声や、父親に蹴られて歩けなくなった犬の姿が、社会になじめないツォツィのイメージを強調していたように思う。彼の表情やしぐさは、人間によってトラウマを与えられ、野良犬にも飼い犬にもなりきれない哀れな犬を見事に体現していて、その点ではとても力のある映画だった。 【クルシマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-13 01:03:04) |