52.《ネタバレ》 ある男が、きな臭い事件に、フラフラと自ら巻き込まれていくというような話です。あまり説明的ではなく、丁寧で渋くて味のある映像と役者の演技で、終盤まで、飽きずに引き込まれていきます。ですが最後、どちらかというと視聴者の期待を裏切る展開を選択したため、丁寧に下ごしらえしてきたものが、不意にあっけなく宙ぶらりんになって、大きな感動が得られず、終わってしまったなという感覚が残りました。もっとベタな展開でも良いので、わかりやすく心揺さぶるものがあった方が良かったかなと。十分な下地ができていただけに受け入れられると思うのですよね。無常観、無情感もわからなくはないのですが。主人公、渋くていいです。ゴツいのにオカッパの殺し屋の彼は凄味があって良かったです。奥さんは最後の最後、急にカッコ良かったですけど。結局どうなったのだろうか。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-03-09 19:32:13) |
《改行表示》51.一筋縄ではいかない展開。複雑に意味を込めようとしている感じで、観ている人にも多少の解釈を求める。 それでも、ただ何となく観ていてもそれなりに満足するちょっと不思議な映画。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2019-05-30 20:42:50) (良:1票) |
50.作品全体の乾いて殺伐とした雰囲気と、シガーの不気味さだけでインパクトを残す映画。あっけないラストよりも、だらだらと述べられる人生訓?のようなものは余計かな。ちょっと理解しにくかった。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-02-08 23:23:21) |
49.《ネタバレ》 いやあ、せつない作品だった。大金を手にしたゆえに追われ命失う者、その妻、何の躊躇いもなく命を奪う者。作品通じて無常観が漂う。とにかく緊張感が半端ではなく、息を飲む場面が延々と続く。なんといってもシガー役バビエルバルデムの得体のしれない不気味さの表現が光る。素晴らしいと思ったら、やっぱり助演男優賞受賞してた。この作品なんの下知識なくレンタルしてたけど、本作品自体が賞取り作品だったんですね。良い出来でした。理詰めということはない、若くて前途洋々の人たちには理解しにくいかも、人生折り返し越えていろいろあった人たちには感じ入るところがあるかも。さんまさんの「人生生きているだけで丸儲け」という言葉が浮かびました。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-10-25 15:15:20) (良:2票) |
《改行表示》48.《ネタバレ》 老人の住む国などない。 どの時代も「昔は良かった」とか「最近の若者は」と嘆いていただろう。 80年代のアメリカですら、常に理不尽な暴力で満ち溢れていた。 アントン・シガーは、まさに己のルールで遂行するアメリカの影の象徴だ。 目的のためなら道行く人ですら銃を向ける死神である以上、 殺害シーンが次第に省略されていき、ある種の諦めを受け入れさせる。 一方、大金をくすねたカウボーイは主人公のように思えるが、 終盤でいきなり死体で再登場する無情さ。 そして理屈を捏ね繰り回すも何も出来ない老保安官。 徹底的に行間で描かれる諦観と閉塞感がアメリカの病理を浮き彫りにさせる。 二度シャツを買うシーンが出てくるが、 もし少年たちが大怪我したシガーからお金を貰わなければ、 ひたすら物質主義に邁進する現在のアメリカに希望はあったのだろうか? 現代アメリカに警鐘を鳴らした本作の教訓が生かされることなく、 『血と暴力の国』は斜陽に突き進む。 |
《改行表示》47.え?主演トミー・リー・ジョーンズなの?出番少ない上にあまり必要なくない? チャールズ・ブロンソン似の渋いおっさんこそ絶対主役にするべきだよ! という疑問を抱いたが、やはりそこは巧みなコーエン兄弟の事だから敢えてそうしてるのか。 ストーリーも普通だったらこうなりそうな展開でもそうならないというか、わざと定石を外してる感じ。 利点は先の展開が読めないことだが、欠点はまとまりに欠けるのと観客に解釈を投げている所。 エンタメ作品だと思って観た人は絶対首を傾げるはず。 個人的にはこんなB級テイストな物語をよくアカデミー向けな大作に仕立て上げたなぁと感心した。 【ヴレア】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-11-08 10:31:32) |
《改行表示》46.《ネタバレ》 一攫千金のチャンス、自由と闘争、栄光と挫折―― この映画はアメリカの大地に点々と続く血痕を辿っていけば、当然出くわすだろう風景なのかもしれない。 バビエル・バルデム演じるアントン・シガー は冷酷な追跡者だ。その振る舞いは、ギャングの報復というよりかは、ビジネスマンの代金取り立てのようでかえって不気味だ。主人公は、まとわりつく影を必死で振り切ろうとするが、どうやっても逃げきれない。その日常にぽっかり浮かぶ狂気は「ファーゴ」に通ずるものがあると感じた。 どうして人はコインに運命を託そうとするのだろうか。それとも運命を託すに値するほどコインが大きくなりすぎてしまったのだろうか。残虐な暴力描写は俗悪だが、コーエン兄弟の鋭敏な批判精神は信頼できる。 【月の】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-08-26 22:17:25) |
45.《ネタバレ》 例えば「マルホランドドライブ」のように、後でネタバレサイトなどを巡って振り返ってみれば場面の一つ一つに意味があった事を知りニヤリとしてしまう、そんな映画はそれなりに頭を使ったような気になって楽しめる。しかしこの映画、どこを巡ってどう解釈しても正解に辿り着けない。BGMもない静かな二人の対決は大いに見所があり、俄然結末への期待が高まっていくが、主役だと思っていたトミーリージョーンズは結局大して活躍もせず夢の話を語って終わりというのは、緊迫感のある殺し合いで盛り上げた果ての纏め方としては少々不満が残る。観る側の解釈に委ねて〆るやり方には決して不満は無いが、あまりそういった系統の作品だとも思えない展開が続いていたので、いささか拍子抜けした。味のある映画ではあるが、傑作として評する力量は自分には無い様だ。しかし大いに楽しめた事は間違いないので高評価。出来れば後から出て来た始末屋さんの活躍も少し見てみたかった。まるで違うタイプのキャラの登場だっただけに期待した分リタイヤがあっという間で残念。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-04-10 12:13:02) |
《改行表示》44.タイトルは「シガーに首ったけ」とかにしたほうが、よほど映画を観た人の気持ちを代弁できると思うんだけど、どうだろう? 正直言えば、初見でこの映画のゴールが認識できなかったのが致命的で「なに、この終わり方??」という感想になってしまったので…後からじっくり考えれば、なぜこういう作りなのかわかるわけですが、それを初見時に観客がわかりづらい映画ってやっぱダメだと思うんです、うん。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-04 17:09:36) |
《改行表示》43.恐ろしい殺人鬼。逃げまわるオッサン。そのへんの恐怖感とか、ハラハラ感は文句なくすごい。ただ、問題は物語がそれだけで終わらないことだ。多分見た人のほとんどが、見終わって「ん?」ってなるだろう。え?何が言いたいのコレ?と。最後の主人公の夢の話、引退した副保安官の昔話、それらは一体なんだったのか?今回の惨劇とどういうつながりがあるのか?まるで意味がわからない。 何かを訴えようとしている感じはするんだけど、それがさっぱり分からない。 はっきり言おう、こんな映画はダメだ。 この映画を評して、「見終わった後考えさせられる」と言えば聞こえがいいが、実際は、「考えてもよく分からない」、「意味不明な映画」という方が正しいだろう。 世間はこういう、深いメッセージ性がある映画を、高く評価したがる。それはそれで分からなくもない。しかし、この映画は深いメッセージ性が「ありそうな感じがする」にすぎない。実際、製作者の意図として深いメッセージが込められているのかもしれない、でも、それが観るものに伝わらなければ意味が無いのだ。理解できない奴が悪い、なんてとんでもない。理解できるように作らなかった奴が悪いのだ。 恐ろしい殺人鬼と逃げまわるオッサン、という、ただのサスペンスものにしておくと、安っぽい映画になるから、何だかよく分からない主題があるように思わせるオマケを付けました、そう思われても仕方のない映画。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-01-05 05:36:02) |
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《改行表示》42.《ネタバレ》 麻薬取引の現場に死体だらけの中、麻薬と現金が残り…。主人公かと思われる、通りすがりの男が金を持ち逃げし、その男を追いかける何とも無表情で不気味な男。 ただそれだけ、なんとなく香港マフィア映画っぽい設定なんですが、ディテールが細かくて面白いんです。 BGMがほとんどない中、靴下を脱ぐシーンが重要だったりと、やることが生々しいんです。 追いかける男がターミネーターみたいなんですが、「俺はコインのように生きる男だ」というセリフがある様に、大金を手にするかと思えば、最後は貧乏くじをひいたりと、ちょっと笑えるんです。 余計なシーンがある様に思えるのは私だけでしょうか? トミー・リー・ジョーンズのキャラクターの必要性を全く理解できませんでした。 最後は不完全燃焼っぽいですが、観て損はないと思います。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-16 22:06:30) |
41.《ネタバレ》 メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわした主人公は、大量のヘロインと現金200万ドルが残されているのを見つける。危険を承知で大金を奪って逃亡する主人公。それを追う最凶の殺し屋。さらにそれを追う老保安官。簡単に言えばそんな内容ですが、全然簡単ではないです(笑)なんというか、アメリカという国を描いてる映画だと思います。とりあえず殺し屋シガーを見るだけでも価値はあります。世間話でシガーが腹を立てるシーンがバカ怖いです。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-24 14:28:36) |
40.《ネタバレ》 途中まではかなり面白く観ました。ハビエルのキャラが立ちまくりで(松本人志のズラ風の髪型最高)緊迫感もあり、グイグイ引き込まれましたが、その分クライマックスが…。トミー・リー・ジョーンズがもっと絡んできて三つ巴の闘いかと思いきや、あっさり引退⁉そこだけ物足りなかったので、この点数です。 【来た別府】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-04 22:11:42) (笑:1票) |
39.《ネタバレ》 本作のまず素晴らしいところは、音楽が皆無に近いこと。場を盛り立てるために使われる音、場面を切り替えるために使われる音が皆無であり、映像で勝負するという気概が冒頭からビシバシ伝わってきます。大金を偶然拾った多少腕に自身のあるベトナム帰還兵が冷酷無慈悲な殺し屋に命を狙われるという筋書きで、この殺し屋のイカレっぷりが本作の見所です。感情を元に行動しない彼は、自分の目的を達成するため、障害を排除するため、復讐を果たすために殺すのではなく、かといって理性的は判断に基づいて実行するわけでもありません。感情をより所にしないということは自分にとって都合の悪いことも含め、全てを受け入れることであり、銃創を自ら取り除く場面では、痛みさえも受け入れているようです。これは並の人間にはできないことで、それゆえ彼の行動はまったく予測できず、彼が映るシーンは、こちら側も尋常ではない緊張感を強いられます。ただ、静寂を破る突然の大音響が多々あり、ビビリ者としては少々疲れてしまいました。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 13:19:18) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 エンディングが流れ始めた瞬間、「うーん、どんなレビューを書きゃいいんだこれ」とまず悩んだ。どんなレビュー、というよりも、自分が何を感じたのかが今ひとつしっくりこなかったからである。前半は全く「らしさ」はなく、後半こそ正にコーエン流で、前半に緊迫感を与えて後半で落とすというのが最近のコーエン兄弟らしい。(バーンアフターリーディングはまさしくその通り)シーンの省略しまくりでその割にどうでもいいカットを入れまくり。交通事故なんてまるで予定調和。 やはりポイントとなるのはタイトルの解釈。これによって全体も解きほぐせそうだ。トミーリーと老人保安官が、「今の若者は‥」みたいな会話をするシーンがあるが、やはりここがシンボリックではないだろうか。抽象的な善と悪、言い換えれば純粋な善と悪、ジョシュとハビエルがいずれも劇から退場したことを考えると、最早純粋なヒーローあるいはアンチヒーローは必要ないのだ、というコーエン兄弟の主張とも考えることができそうだ。勧善懲悪の西部劇の終焉、それを保安官の口に語らしめたことがこのタイトルの意味なのかもしれない。 それにしてもハビエルバルデムのキャラの造詣は、近年稀に見るほどの傑作。彼によって作品が立っている。羊たちの沈黙以来の衝撃だ。 光と影の使い方も素晴らしく、「バーバー」のような陰影の深みが感じられる。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 00:30:07) |
37.《ネタバレ》 コーエン兄弟映画に特有のブラックなユーモアが全く観られない不気味な作品。唯一それらしいかなと思われるのは、ウディ・ハレルソンの役名がオーソン・ウェルズをもじったカーソン・ウェルズというところかな(ちょっと考え過ぎかも)。“No Country”ならぬ“No Music”で押し通すところも、今までどちらかと言えば「音楽過多」気味な作品が多いので、観客の不安をあおる語り口と相まってなんか居心地の悪さが感じられます。 それはもちろんコーエン兄弟の計算された構成が狙った効果だけど、アントン・シガーという映画史に残るモンスターキャラがあまりに強烈だからでもあります。このキャラが不気味なところは、劇中の会話がとってもピント外れで、他人とのコミュニケーションが取れていない、と言うかとろうとしない不条理さです。 私はこの映画はコーエン兄弟版の『ターミネーター』だと感じました。シガーが風呂に浸かりながら傷を治療するシーンは、まさに『ターミネーター』へのオマージュですよ。 しかし、こんな実験作でオスカー獲っちゃったコーエン兄弟の行く末が個人的には心配です(すでにその兆候が顕れている様ですが)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-05 12:30:13) |
《改行表示》36.'10.8/5鑑賞。三つ巴の展開。面白い。後半最終展開が不満。何かフイルムが足りなくなったような省略展開で何か示唆があるのか理解不可。-1点。映像的には意味不明のカットが結構挿入されており、また台詞にもかなりあるが、逆にそれがリアリティさを醸し出す。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-05 12:25:51) |
35.《ネタバレ》 麻薬取引の大金をまんまとせしめた、通りがかりのオッチャン。彼の逃避行、そして彼を追う血も涙もない殺人鬼との対決、これらが本作のテーマ、であるかのように、一見、なっておりますが・・・。確かに前半は、映画らしい撮影技術を駆使しつつ、上記の路線で映画を盛り上げていき、中盤の対決シーンなどは、大いに盛り上がります。しかし、後半に至ると、一気に、映画の“解体”が起こります。明らかに故意の失速。うーむ。前半を我々が十分楽しんだことを見透かした上での、これまた随分イヤミな映画じゃあ、ないですか。主人公のオッチャンは、ベトナム帰りという設定。死体の山を見ても冷静、武器を拾っては着々と武装する。テントのポールとハンガーで即席のマジックハンドを作るあたりなど、まさに映画的な「ベトナム帰りのヒーロー」。当然、銃弾を浴びて流血しても決して大騒ぎなどせず、ひたすら逃避行のサバイバルを演じてみせます。彼をとりまく世界もひたすら映画的で、彼を追う殺人鬼の超人ぶり、事態を追跡する初老の保安官(←西部劇的)、そしてギャングの抗争と、死体の山。そういえば、点々と横たわる死体の中に犬の射殺体が混じっているのを見て「犬まで撃つとはヒドイ」というセリフが入るシーンがあったけど、別のシーンでは、我らが主人公も、自分を追いかける犬に容赦なく銃弾を浴びせていたんだっけか。主人公の、この冷徹さと、殺人鬼の冷血さとぶつかり合う、というのがいかにも映画っぽいオモシロさなんですが、だがしかし。映画がラストに向かうに連れ、この路線から軌道がズレ始めます。いかにも映画的な登場人物であった、ヒーロー、保安官、そして殺人鬼までもが、ひとりまたひとりと、映画から退場していく、これが本作の後半過程。確かに殺人鬼氏は、斃されることなく社会の中に紛れこむことで、いずれ復活するのかも知れない、何しろ銃弾を自分でホジリ出すくらいだから、複雑骨折だって自分で治しちゃうかも知れない、という含みもあるのかも知れません。だけど、お得意の殺人ではなく、金を払うことで生き延びようとした時点で(コレは主人公が映画の中盤で一度やって見せたコトの二番煎じでもあります)、ああ、この殺人鬼も、もう終わったな、と。という訳でこの映画、楽しんで観た分、後半の壊れぶりが、何だかイヤミだったなあ、と、後味の悪い部分もありました。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-10 05:55:22) |
34.今まで、これほどクールで恐ろしいくらいの極悪人の殺し屋は余り見たことないです。しかし巧いです、ウディ・ハレルソンも何のその!「海を飛ぶ夢」の頑固な老人も変わった役でしたが、この人非人は素晴らしい!これは正しくハビエル・バルデムの映画です。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-21 23:06:43) |
33.《ネタバレ》 この映画がほかのスリラー映画と一線を画しているのは、この事件を追う保安官が最後まで事件の表舞台に出ることも、「犯人」と対決することもなく、あっさりと「引退」してしまうところでしょう。彼は、現実を嘆きながらもそれでも事件を阻止しようと一度は立ち上がる。しかし、それも結局裏目にでてしまい、現実の非情さを際だたせるだけの役目を演じる羽目になってしまいます。感情を持たない殺人鬼からの逃亡劇とこの老保安官の物語を平行させたことで、金と麻薬の現実とそれを「止められない」とただ嘆く人々が作り出す「現代」という時代の深淵をコーエン兄弟はうまく描いたと思います。ぼくはコーエン兄弟作品とはあまり相性はよくないのですが、この映画は、徹底して救いのない話にもかかわらず、なぜか素直に見れました。オスカー受賞も納得。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-16 15:33:49) |