3.《ネタバレ》 こーゆー夢のある作品は大好きです。何より、映像が楽しい。ディズニー映画は映像で楽しませてくれるものがとても多いと思います。
今作においても、フラバー、ウィーボ、ウィーバーという本来無機物である存在を有機的に表現し、その存在感を美しい映像で様々なアングルから見せてくれるから理屈抜きに楽しいんです。
また、フラバーを使ってバスケのシューズに応用したり、車のエンジンに搭載してみたり、このあたりの脚本と演出はかなり気に入っています。これを観ることで、子供たちは化学、ひいては学問というものが実生活において役に立つというものを実感してくれるかもしれません。知的好奇心、知的探究心を育む良い教材になりそうですよ。
まあ悪役の登場や、その懲らしめ方につきましては、あくまでファンタジーの範囲内ですから子供に悪影響を及ぼすほどのものではないでしょう。これと同じレベルの映像作品っていうのは、戦隊物にしろアニメにしろ広く出回っていますからね。
ちょっと横道にそれてしまいましたが、夢があり観ていて楽しいオススメの作品です。登場人物達がみんな、車が空を飛んでいることに驚いていましたが、それ以前に、人と同じ思考回路を搭載するロボットが、自由に空を飛んじゃっていますが(笑)そこはひたすらスルーなんですね。