13.前作とは打って変わって、別の意味で半端ない熱量が迸る。菅原文太登場までが長い。女性の描き方が今ひとつだったり、それはドラマという意味での女性の描き方です。男臭さ満載の中での梶芽衣子の美しさ、前作には出てこない千葉真一の暴れぷり、成田三樹夫のスーツ姿の格好良さ、北大路欣也に小池朝雄、そして、そして、ヤクザ映画には違和感しかない前田吟がヤクザ映画に出てるという新鮮さと改めてこのシリーズは役者の演技、熱量が今の日本映画には無いものを感じずにはいられません。荒っぽさ、狂気、前作同様仁義なき戦いの名に偽り無し!改めて広島という街の雰囲気、一作目と同じく感じられてならない広島=ヤクザの街というイメージを決定ずかせてしまった作品ではないだろか! 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-12-28 18:12:48) (良:1票) |
12.前作よりはストーリー性はでたけど、はっちゃけた清々しさは薄まった気がする。鉄砲玉の悲哀というのがテーマかなあ。梶芽衣子の薄幸な美しさ光る。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-05-15 15:54:01) |
《改行表示》11.《ネタバレ》 本当に偶然なんだけれども、昨晩この映画を見た後今朝、こんな雑誌記事が目に留まりました。ある連続殺人犯の兄弟の手記で彼はこれを記したあと自殺したそうです。(可哀想に)「……自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。」 人一人の命を奪うことってこれくらいの重さがあると思うんですが。 ところがこの映画の主人公の殺人鬼は何人もの命を奪った後でも、全く罪悪感を感じず、手前勝手な自己主張をくりひろげる。ちゃんちゃらおかしいと思う以前に、こんな人間にもほんの少しでも正当性やいい点があるかのように描く製作者の感覚を異常としか思わざるを得ない。山上光治に惨殺された警備員の泉さんの家族は、こんな映画どう感じたでしょうね。 だけど………、実に面白かった。 仁義などどこにもなく金と利権目当ての薄汚い存在であることがきちんと描写されてる点がよかったし、また神農と博徒の関係なども興味深かった。(自分的には、神農のくせに博徒の領分にちょっかいを出してきた大友がそもそも諸悪の根源としか思えないです) こんな倫理的には糞みたいな映画を、面白いと感じるのって自分でもなんだかなあw 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-14 11:45:37) |
《改行表示》10.1作目とは全く異なる魅力を持っていますね。山中とやっちゃんの報われない恋愛に心臓撃ち抜かれたような気分です。梶芽衣子さんへの印象が大きく変わりました。千葉真一の怪演も素晴らしかったですが、出番が少なくて残念ですね。 相変わらずラストシーンは虫酸が走る憎たらしいものでこれまた素晴らしい。観客の感情を上手くコントロールする恐ろしい映画です。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-02 17:14:54) |
9.《ネタバレ》 今回は文太さんはお休みですね。北大路欣也さんを中心とした悲劇的なストーリー。まぁまたしても親分さんの人たらしといいますか、タヌキっぷりにマンマとハマっちゃうわけですが、このあたりはなんとも切ないですね。殺し殺され出世のひとつもできないんじゃ、若い衆の搾取ってのは今に始まったもんではないんだなぁ、としみじみ。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-26 22:16:46) |
8.大変良いのですが、皆さん広島弁が今ひとつです。千葉慎一が一番変な言葉。役作りも相当今一歩。勢いだけで無茶苦茶やる人物像には無理がある。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-22 13:38:04) |
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【十人】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-08-31 04:16:11) |
6.広能が中心の話ではなくシリーズのコンセプト・方向性を示す補足編のような役割を持っている番外編的位置付けであるため、シリーズの中では異色のエンターテイメント性を持つ。ということもあり面白さこそあるのだが、最後「若者の~」という補足で誤魔化してはいるがほとんど暴力黙認映画となってしまっている。本来決してそのような映画では無いのだが、この辺りの処理のまずさがのちのバトルロワイヤル問題などに繋がってゆくのだろう。仁義無きシリーズのうち特に本作品に多大な影響を受けたと思われるクエンティン・タランティーノはこの辺りの描き方が上手い。単品としてはそこそこ楽しめるがシリーズの中ではあってもなくても良い存在。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 7点(2005-12-28 14:57:01) |
5.第2作。前作面白かったから期待してたけど思ったほどではなかった。千葉真一・北大路欣也・梶芽衣子・成田三樹夫と各社のスターが揃ってるけど、前回の松方弘樹・梅宮辰夫辺りのアホさがあまり見られなかったのが残念。でも犬肉のシーンはアホっぽくて好き。今じゃこんなの撮れないってシーンがいっぱい。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-13 21:06:32) |
4.なんとなく、仁義のかっこ良さが、わかって来たような気がします・・・これからもっと足を踏み入れて行きたい世界です。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-23 22:39:16) |
3.すげーよなー。とにかく北大路欣也と千葉真一がホントに素晴らしい。甲乙付け難い。んでそれに菅原文太と成田三樹夫が味をつける。もうお腹いっぱい。と思ったら梶芽衣子!魅力的すぎますよ…。何度見とれてしまったものか。降参します。 【カワサキロック】さん 7点(2004-01-31 00:52:16) |
2.公開された頃、邦画好きのカレシに否応もなくつきあわされた。これを見てすごく面白い、と思わなかったら、今のように平気でバイオレンスものを見られなかったかもしれない。くわずぎらいで「こわいのイヤ」と言う一人になってたかも。1回しか見てないけど、私にとっては記念碑的な映画かもしれません。(その人とは別れたけど、映画の趣味はけっこう合っていました。たくさんの映画を教えてくれて、ありがとう、と思っています) 【おばちゃん】さん 7点(2003-11-08 09:58:43) |
1.大友勝利のキレっぷりがイイ。千葉真一の演技に脱帽。 【十六茶】さん 7点(2001-08-16 08:26:03) |