《改行表示》22.十数年ぶりに鑑賞。 ラダ・ミッチェルが駆け出しの頃かな。まだ初々しい華奢な線と、洞窟を覗く胸元が眩しい。 そしてヴィン・ディーゼルは、まだ三角筋から二頭、三頭のラインにキレがないものの、地獄の底から響いてくるようなバリトンが映画の雰囲気にマッチして心地いい。 面白い映画を作ろうっていう製作陣の心意気が随所に見られて、最後まで結構手に汗握って楽しめた。 久しぶりに観て、なんだつまんない映画だったんだってがっかりするものもあるけど、この映画はこんな面白かったっけって得した気分になれた良作。 |
《改行表示》21.《ネタバレ》 SFチックでホラーテイストでアーティスティックな作品。それでいて、古さと懐かしさも感じる味わいがあります。 リディックのような典型的なダークヒーローが好きなので、彼を見ているだけでも楽しい。 手堅く地味な作りなので、期待していたほどにはリディックは暴れません。超人的でもありません。物足りなさを感じますが、シリーズものの1作目ということなので、これくらいのほうが次回作への期待は高まります。 ストーリーがかの有名な『エイリアン』に似ているため、あちらのファンの方にこきおろされちゃうのは仕方がないと思いますが、個人的にはこの小粒感がなんとも言えずB級ぽくてクセになります。 それに、一人一人の説明を極力端折っているにも関わらず、これだけ脇役一人とっても個性がはっきりしているのは素晴らしい。行動やファッション、セリフだけで個性を確立させているわけですから、人物描写が上手なのかもしれません。 そして昼間の惑星と宇宙の、これぞSFとうなされる映像センス。このヴィジュアルはたまらないですね。 ストーリーとルール設定上仕方が無いこととはいえ、日蝕が始まってからはもう真っ暗で、緊迫感やホラーテイストの要素は強くなりますが、それでも面白さ2割減といったところでしょうか。 ふりかえってみれば、オープニングから惑星不時着までがこの作品のクライマックスであり、惑星についてからはよくあるモンスターSFになっちゃってますね。でもまるでゲームに出てきそうなこの世界観だけでも十分に楽しめる良作でしょう。 リディックがラスト直前に、本気で一人だけ逃げようとしていたのはちょっと残念でしたね。それじゃあ凶悪犯というよりただのせこい奴じゃないですか。あそこでキャラがぶれてしまって、大きく減点。それ以外はかなり良いと思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-30 13:44:47) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 最初は一番頼りになる奴が、状況が悪くなるに従って人間の業に逆らえず一番の問題児となり、逆に最初はサイテーだった奴が、最後にはヒーローになる流れはテンプレ化してますね。エイリアンの二番煎じだという声も多い本作ですが意外と楽しめました。暗くなるにつれて、昼間は洞窟などに潜んでいる謎の生物が行動を開始するシーンは、千と千尋の神隠しのような緊迫感がありよかったです。ヒロインでもあるキャロリン船長が、最後で殺されたところに本作の潔さを感じてしまった。結局、生き残ったメンバーって、最後まで自分が生き残ることに貪欲で尚且つ冷静な奴でした。とても分かりやすく、下手にお涙頂戴な感じにならなくてよかったと思います。ただ、気になる点が一つ。リディックの闇でも眼が利くという特殊能力があるのは何故?どういう理由で身につけたのか説明もなかったので不自然でした。低予算でも、工夫して丁寧に制作すれば良作を作れるという見本だと思います。 【スノーモンキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-24 21:57:25) (良:2票) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 『リディック』の元ネタはこの映画だったのですね、いやー知らなかった。スピン・アウトが製作されるキャラというのは相当な魅力がなければいけないはずですが、このヴィン・ディーゼルを見ればこりゃ納得です。赤外線暗視装置みたいに夜目が利く眼(その代わり光に弱い)、血の匂いに敏感(「この中に女がいる」にはほんと参りました)など、リディックという男、平成ガメラのレギオンみたいなエイリアンと実は良く似た体質なのが面白い。太陽が三つもあって23年に一度トンデモなく長い日食が起こる惑星とは、なかなかセンス・オブ・ワンダーが高レベルでイイですねー。なぜか宇宙船に敬虔なイスラム教徒が乗っていたり、ヒロインが映画の冒頭でとんでもない非道な行動をとったり、脚本もけっこう凝った造りなのが嬉しいところです。 そういや、日本でも来月に皆既日食が観られるそうですが、ひょっとしたら…(笑) 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-20 22:47:21) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 続編未見です。部分的にCGが極端なショボさですが、普通に面白かったです。でも、怪物の嫌光性質にバラつきがあるのが気になりましたね~。 ヒロイン?にずっとイライラしっぱなしだったので、生還できなかった事を喜んでしまった自分が情けない。余談ですが、吹替えでリディックの声優が高木渉さんで、この人が声をあてているとあんまりシリアスに見えないのは私の経験が偏ってるせいかなあ。 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-10-19 00:43:03) |
《改行表示》17.光るナメクジと迷えるリディックの人柄がよかったです。 っつーか、リディックってなんか聞き覚えがあるんだけど、有名みたいですね。機会があったらみてみよかな。穀物国の有名な映画だけに期待はしないけど。 【おでんの卵】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-29 14:29:27) |
16.これはなかなか面白い。映像にセンスを感じます。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-04 12:31:03) |
15.《ネタバレ》 そもそもB級とかC級って誰が決めるんだろう。少なくとも、「エイリアン」と同等の評価を得てもおかしくない作品。ただし、神父?が最後まで生き残るのは、やっぱりなあという感じ。映像美もまずまずでした。 【marsplay】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-03-09 14:27:35) |
《改行表示》14.《ネタバレ》 リディック鑑賞後に見たのですが、こちらの方が面白いですね。暗くなって穴からモンスターが次々と飛び出してくるシーンはゾッとしました。暗闇の中の恐怖感もなかなかのものでした。 【腰痛パッチン】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-07 12:40:26) |
13.いかにもB級SFアクションという作りの映画でした。全体的に、未知の生物に狙われているハラハラ感が出ていて、私は入り込めました。終盤の展開もアメリカ映画っぽくなくて良かったと思います。リディック自体は好きなキャラクターですけれども、ただ暗闇で目が見えて筋力があるだけの良い人に見えてしまいました。超高額賞金首になるほどの極悪人なった背景描いたり、もっと超人的なアクションがあった方が面白くなったかなと思いました。 【プロシュート】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-07 18:44:48) (良:1票) |
|
《改行表示》12.最初見たとき「B級チックだし面白くなさそう」と思ってチャンネルを変えようとしたら、登場人物達が怪しいサングラスらしきものをつけたスキンヘッドの男を「リディック」と呼んでいるではありませんか! まさか、これは「リディック」の「リディック」かっ!? と思い、続けてみることに。 確かにセットはやすっちいけど、内容はそれなりに面白い! 最後、船長が殺されてしまうというのは意外な展開で面白かったです。 あと、まさかあの子が女の子だったなんて・・・(驚) 続編の「リディック」の方はCGが予告編をみた時点でやすっちいなぁって思ったので、 どうせなら、こういうやすっちいの方がいいかと・・・。 決して損はしない作品だと思いますよ♪ 【法子】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-10-03 23:52:34) |
11.ラブクラフトだか誰だったか、古いホラー小説でこんな設定のものをよく読んだ気がする。この映画で違うのはリディックの存在で、恐怖よりもむしろこの無敵のヒーロー像に引き込まれていく。悪党ながら優しさを秘めているというのは、座頭市やルパン三世をあげるまでもなく、男(おかまを含む)の憧れを誘う。 【駆けてゆく雲】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-05-21 17:08:00) |
10.《ネタバレ》 三つの太陽、22年ぶりの日食、暗闇で見える目、などなどSFならではの設定がグっとくる。リディックの目もこの映画の為だったと分かり納得。「惑星からの脱出」という分かり易い展開なので見ていて安心。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-09 12:31:57) |
9.《ネタバレ》 小惑星群の衝突によって、宇宙船が近くの惑星に不時着する冒頭のシーンは迫力満点!最初のシーンでこの映画にぐぐっと引き込まれてしまいました。船長(不時着時に乗客捨てようとした)、警官(本当は賞金稼ぎ)、リディック(見た目悪い奴だけど、意外と良い奴?)、丸坊主の少年(実は女の子だった)など、一癖ある連中が極限状況で見せる人間模様も面白かったし、襲ってくるクリーチャーも多少雑なところはありましたが見応えがありました。DVD特典の「into the pitch black」も合わせて見て頂きたいです。 |
8.とにかくヴィン・ディーゼルがカッコイイ!ムキムキマッチョは頭ん中も筋肉で出来ているなんて偏見のあった私だが、間違っておりました。強靱な肉体に賢さと精神力と複雑な背景を併せ持ち、なおかつ実はつぶらな瞳を持っているアンチヒーローだなんて、惚れずにいられようか。敵なのか味方なのか分からないままにグイグイ惹きつける魅力がリディックにはあった。敵の生命体はコウモリというか鳥というか、せいぜい翼竜という感じで今ひとつ迫力に欠けたが、ライターの火で周りが明るくなった一瞬に取り囲んでいた敵の姿が見える、というシーンにはかなりゾッとした。この怪物と素手で闘っちゃうんだもの、リディックってばやっぱ凄すぎ。 |
7.《ネタバレ》 DVDにて鑑賞。B級と思いきや、意外としっかり作られていたので、ちょっと嬉しかった。脇役も各々キャラがたっていたし、おもしろかった。また、子供とはいえ容赦しない物語も潔い。でも、あんな少しの光量で身を守れたというところがちょっといまひとつ・・・。化け物は少々CGっぽかった。リディックの『俺のためにーっ!』が良かった。続編の“リディック”観にいく気になりました。 【いわぞー】さん 7点(2004-07-28 19:26:57) |
6.エイリアンに迫力はないんで、SFとして見ると物足りなさを感じます。ただ人間関係&浪花節のドラマ性はいい味だしてます。ちょっと簡単に人が死にすぎるかなって感じはしますが。特に船長! あっという間に大空高く星になってしまうし。アラブ人は生き残るし。まんまと予想を覆されました。 【tantan】さん 7点(2004-03-26 23:37:41) |
5.8点にしても良いぐらい以外な作品。エイリアンのように、敵を重視した作品と違い、敵はどうでもいい。人間の心理、闇と結構楽しめました。観てない人はレンタルショップへ・・ 【ボバン】さん 7点(2004-02-25 00:50:32) |
4.いろいろとオリジナリティを出そうという工夫が感じられて好感度大。ただ、映像的には昼間のほうが独特の世界観を出していたのに比べ、夜になってからが普通の映画になってしまい残念。クリーチャーはなかなかでした。 【あおみじゅん】さん 7点(2003-10-25 16:59:25) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 期待していなかったが、結構良かった。日本ではヒットしなかったのか、周りの映画通でも知らないと言われた。女船長が死んでしまったのは以外だった。 【MORI】さん 7点(2003-08-08 10:23:17) |