ランジェ公爵夫人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ランジェ公爵夫人

[ランジェコウシャクフジン]
Don't touch the axe
(Ne touchez pas la hache)
2007年上映時間:137分
平均点:5.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-04-05)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(2009-08-03)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2011-03-23)【レイン】さん
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監督ジャック・リヴェット
キャストギョーム・ドパルデュー(男優)モンリヴォー将軍
ジャンヌ・バリバール(女優)ランジェ公爵夫人
ビュル・オジエ(女優)ブラモン=ショーヴリ妃
ミシェル・ピッコリ(男優)ヴィダム・ド・パミエ
原作オノレ・ド・バルザック「十三人組物語」第2話「ランジェ公爵夫人」(旧題「斧に触れるなかれ」)
脚本ジャック・リヴェット
製作エルマンノ・オルミ
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1.復古ブルボン朝の時代ではあっても描かれるのは今なお普遍の恋愛劇。現代に置き換え可能な恋の駆け引きを絢爛豪華な、まさにコスチュームプレイで見せてくれる。この時代特有の設定が男と女のそれぞれの立場の違い。片や上流階級の美しい人妻。片やナポレオン軍の英雄。結婚が政治であった上流階級の夫人にとって恋愛は極上の遊びでしかなく、一方軍を率いて戦ってきた男にとって恋愛は勝利が全ての真剣勝負。全く異にする方法で恋愛し、全く異にする方向へ行く。このギャップが生み出す展開が面白い。二人の口からこぼれるフランス語が心地良く鳴り響く映画だったが鳴り響くといえば、戦争で痛めたと思われる片足をひきずりながら歩くときの音が時には力強く、時には弱弱しく、そして時には恐ろしく、実に印象的に使われていた。実際に片足が義足のギョームならではということなのだろうか。女の無邪気な愛が世間から受け入れられるはずもなくひっそりと消えていったように、女の急転直下の濃厚なドラマはギョームの圧倒的な存在感の影に隠れてしまった。確信犯なのだろうか。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-29 17:12:27)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.25点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
5125.00%
6125.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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