《改行表示》8.《ネタバレ》 マッツ・ミケルセンが最高にカッコいい。 こういう脇役がいると、映画が締まる。 特撮には特撮の味があるけど、CGで作ると動きも滑らかでもはや実写にしか見えない。 難点は神々の会議。 あれ本気で撮っているのかと少し疑わしいレベル。 ゼウスとか完全に聖闘士星矢なんだけど。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-31 21:23:02) (笑:1票) |
7.《ネタバレ》 見所は兵士達と大暴れする怪物達との戦闘シーンであり、十分堪能できる。ただ動きが早すぎて目がついていけない場面が多いのは残念。緩急をつけるのがこつ。クリーチャーをじっくり観察できる静の部分は必要。メドゥーサとの戦いは合格点。蝙蝠怪物は飛び回りすぎ。◆ギリシア神話のペルセウス英雄譚が下敷き。神話にはないキャラが登場するが魅力に欠ける。怪物狩人の兄弟には期待したが、さほど活躍せず、途中リタイアして、最後で少し顔出し。もったいない。カリボスは説明不足。ペルセウスとその母を入れた棺桶を海に投げ入れたアクリシス王の落魄した成れの果で、ハデスにより力を得て復活するが、敵として弱すぎた。精霊ジンは、木炭の身体を持つ砂漠の魔術師らしいが、メドゥーサとの戦いで自爆して死ぬ?最終怪物クローケーンは中世の海の怪物。タコの形で描かれる。さほど大暴れしなかった。◆鑑賞後さほど痛快さが残らない原因。まず役者が役に合っていない。ペルセウスは半人半神で17歳くらいなのに、ごつい顔の五分狩り中年男が演じる違和感。半神としての品格がなく、兵士達と区別できないほど没個性。アンドロメダは絶世の美少女が演じるべき。神話では、母により神に勝る美貌と讃えられたのが奇禍の原因となるのだから。ペルセウスとの恋愛もないのは期待外れ。守護者イオも容姿凡庸で品格不足。◆次に兵士達の仲が良くないのが難点。儀仗兵と老兵ばかりとなじり、イオは邪魔者扱い、ペルセウスをも冷笑する。ペルセウスも独りよがりな行動が多い。「人間として戦うのが信念」と主張し、神の力を否定。観客は彼の人間性よりも英雄としての神性を期待しているのに。最終的には神の力を借りるので、信念が問われそうだ。異種混合、一致団結して神との闘いに向かう姿勢がないと、観客はついてこない。神相手なのに緊張感が足りない。三つ目にゼウスの優柔不断と自家撞着ぶり。人間への最後通牒の使者としてハデスを派遣し、最終怪物クローケーンを放ったのに、陰でペルセウスの味方をしている。そもそも人間の愛と尊敬が天上の神々の糧となり、人間の恐怖と苦痛がハデスの糧となる。つまり利害が一致しないのだから意見が一致するわけがない。それに人間の怒りを買ったのはゼウスの無慈悲さによるもの。煮え切らない神々に観客も混迷。あとペガサスは神話どおり、メドゥーサの首が飛んだときの血から生まれる白馬でよかったのでは? 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-13 03:05:23) |
6.《ネタバレ》 ゼウスがどうしたとか、ストーリーははっきり言ってどうでもいい。怪獣映画である。クラーケンがどにかくデカイ。この巨大感はいいと思う。それにしても随分お金かけてる感じだけど、見事に何も残らない映画。やはりハリーハウゼン版の方が好きかな。 【ブタノケ2】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-01-23 02:09:46) |
5.旅に出る。それはFFなりのゲームを始めたときの気持ちに似て、とてもワクワクした。映像技術の進化、それに伴い大きくなったスケール(まさか巨大なサソリを味方につけるとは)、個性的な仲間たちの存在など、オリジナルの強化版と言えるので、良いリメイクの部類に入ると思う。ただメドゥーサに関しては1981年版の方が怖い。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 19:14:01) (良:1票) |
4.映像は『ロード・オブ・ザ・リング』と見事におんなじ。まるでコピーのよう。これは要するに「この映画はスペクタクルでございます」と言いたい訳ですね。いや、そのくらい見当つきますから、もっとオリジナリティ出してもらって構わないんですけどね。『ロード~』との違いと言えば、“映画の長さ”だけ。でもこれが実は重要だったりする訳で、おかげで、実にお気楽に楽しめる映画になってます。アメコミ風ギリシャ神話。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-11-15 23:16:36) |
《改行表示》3.数ヶ月前に鑑賞。初3Dでした。思ったより飛び出さない…、というかスクリーンの奥行きだけって感じ。3Dに期待しすぎかな?あと印象に残ったのは、神様達ピカピカしすぎ!! 【SIN】さん [映画館(吹替)] 7点(2010-10-04 00:29:45) |
2.《ネタバレ》 楽しかったです。サム・ワーシントンってあまり個性を感じられる俳優じゃないよなぁ。これからいい俳優へ成長してほしいものです。マッツ・ミケルセンとジェマ・アータートンの絡みは007にとっては嬉しいシーンでしたね。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-21 20:56:20) |
1.最近、CGを使った映像はどっか嘘くさくてイマイチだなと思っていたのだが、この映画を見てここまで来ると不可能な映像なんてないなと見直した。ただ、ユーカラさんが言ってたけど、圧巻のゼウス像なんだから、人間から見たアングルも欲しかったです。感想なんだが、他の皆さんが言ってる通りに少し早すぎる展開にもったいなさを感じてしまった。特にドラコがシブくてかっこ良かったので、もう少しじっくり描いて欲しかった。まー、サクサク見れて良かったけど。しかし、この映画の人間たちの勇敢なこと。明らかに戦闘力が違いすぎるのによく神々に喧嘩を売るよな。オリジナル版もいいけど、これはこれで楽しめた。 【パオ吉】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-10 01:49:04) |