1.《ネタバレ》 見せ方は好きな方なんだけどな。
ナミの考え方がわからない。
旦那を好きになったとも思えなかったし
子供を産むかどうか決めかねていたくらいなのに、流産させられたとなったら、復讐と言い出すとか
おばちゃんの関わり方も変に中途半端だし
登場人物の気持ちについていけないので、唐突な焼身自殺に、ラストの家族への場面転換、なんだこれ・・・?です。
上記は観た直後の感想。一日経って修正追記。
観た後、じわじわと、ひとつひとつのシーンが妙に残って思い出される。
おばちゃんの表情、旦那の物言い・・・
ナミもおばちゃんも奥さんも旦那もみんな中途半端。
誰か一人正義の人だったり、完全な悪者だったり、完全な被害者だったりしたわけじゃない。
金持ちに虐げられたかわいそうな善良な人、なんてステレオタイプものから脱し、それぞれが他人を顧みない自分の欲望を追求して行き着く先として描いてみた・・・のだとしたら、結構新しい視点かも?
この、観た後にじわじわくる心の引っ掛かり具合。
その意味ではこの映画、成功なのかも・・・・?