1.チョコレートの要素が一切無いのに、この邦題。主演のジージャー・ヤーニンの初主演作であり代表作『チョコレート・ファイター』からの引用である事は明らかです。それだけ前作が衝撃的であったということ。Wikiで調べたところ、この先もチョコレートの冠を題していく様子。セガールの『沈黙』シリーズと同じですが、抽象的で汎用性のある『沈黙』に対し、チョコレートはちょっとどうなのかと。格闘映画の感じがしませんが。それはさておき、感想をば。設定にツッコミを入れだしたら止まらないタイプの物語ではありましたが、脚本は意外と悪くなかったと思います。主人公が戦う理由が明確で、感情移入も適いました。ルチャリブレとストリートダンスを融合したような格闘シーンはバッチリ自分のツボ。実に楽しめました。すっかり少女の面影が無くなったジージャー・ヤーニンですが、このレベルのアクションをこれからも披露していただけるのであれば、自分は彼女に付いていきたいと思います。