2.若いころのアナ・デ・アルマスを拝みたいという、ただそれだけの理由で見たのですが、けっこう味のあるお話でした。冒頭に裏切った男が海に投げ込まれるシーンが終盤の伏線になっているというのも、よく練られています。夜中にむっくり起き上がったアナ・デ・アルマスがキッチンに行き、なぜか置いてある巨大な肉の塊にかぶりつくなんて、誰が想像できるでしょうか。しかも女主人に見つかって水をぶっかけられたら、いきなり全裸になって女主人にビンタで逆襲ですからねぇ。なかなか予測不可能です。他にも若い女性はたくさん出ていましたが、やはり次元が違いました。
タイトルからわかるとおりB級感満載で、稼業の背徳感も男尊女卑も甚だしい作品ではありますが、終始ニヤけた主役の男主人が魅力的。ラストシーンは、往年の名画「U・ボート」を見ているようでもありました。