《改行表示》9.《ネタバレ》 白人のために尽くしていると考えるかどうかはさておき、執事という職業はシンプルにカッコいい。 立ち居振る舞いも美しいし、威厳に満ちている。 でも、ホワイトハウスで雇われているとなると、少し事情も違って来るところあるんだろうなあ。 当初は政治的な意味も多分にあった感じがするし。 その執事の職を捨てて、息子とともに政治運動に身を投じて行くシーンは胸が詰まった。セリフは少ないけど、フォレスト・ウィティカーにはそもそもセリフなんかいらない。こういう無口な役をやらせたら、彼の右に出る者はいないんじゃないかな。 この映画の難点を挙げるとすれば、まあタイトル。説明し過ぎは反省しないと。 |
《改行表示》8.いい映画だとは思いますが、アメリカの公民権運動の歴史などに疎い日本人にはなかなかハードルの高い映画です。 キューザックのニクソンや、リックマンのレーガンなんかは「なかなか寄せてきてるな」なんて感じで面白かったわけですが、これもニクソンやレーガンをうっすらおぼえていればこそ。 基本的には他国の近代史、しかも暗部にかかわる話なわけで、そのときの空気感なんかを全く知らない日本人が観ても表面的な面白さをなぞるだけになってしまうのが残念なところです。 さてそれはさておき、邦題について これ、原題から考えても「執事」あるいは「大統領の執事」でいいはず。 シンプルイズベスト。 しかるに「の涙」って…一体なんやねん?どっからきたん? 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-16 09:53:46) |
《改行表示》7.タイトルからはちょっと意図しない内容。 歴代大統領の特徴が分かるようで楽しい。歴史とともに、ここ数十年で変わってきている黒人問題の状況も何となくイメージされる。 大統領の執事でありながらも普通の一個人の感覚が描かれている。 実話に基いているとは言うものの、現実はちょっと違うのだろう。それでも、実話と思える雰囲気。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-06-25 17:05:44) |
6.《ネタバレ》 歴代の大統領と執事の交流もの?とか思ってたけどちょいと違う内容でしたね。ホワイトハウスの執事を務めるセシルの物語とアメリカの人種問題とを絡めた深い内容でした。で、セシルの息子はあのキング牧師の側近?までいったのだから大した出世だとかちょっと思ったりして。今現在のアメリカの姿になるまで多くの痛みを経てなったことが勉強になった2時間でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-29 10:43:11) |
5.《ネタバレ》 ホワイトハウスの裏話ものかと思って観たが、意外にも黒人の公民権運動にフォーカスした映画でした。歴代の大統領やその家族役は豪華キャストで且つよく似ていた(ケネディ以外)。どっかで見た顔と思ったがエンドロールでM・キャリーやL・クラヴィッツと分かり膝を打った。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-22 23:49:12) |
4.《ネタバレ》 バネッサ・レッドグレープの姿を見れたり、『カラー・パープル』のお転婆を演じたオプラ・ウィンフリーの演技を久々に観れたり、やはり『カラー・パープル』で歌手シャグを演じた女優さんであろう人も久々にお目にかかり、「ロビン・ウィリアムスを見れる映画はこれが最後なのかな~」だったり、まずそういう点で印象に残りました。黒人が、言葉を喋る家畜みたいにあつかわれ、ほぼ人間として認められていなかった時代から、初の黒人大統領オバマが当選するまでの、黒人差別の歴史が描かれます。アイゼンハワーからレーガンあたりまでのアメリカ政治の動きも。ブッシュとクリントンは全く出てきませんでしたが、黒人問題とはほとんど関係がなかったのかな? 給料の交渉の時「じゃあ辞めろ」と言われたあとの展開は胸スッキリ! 【だみお】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-12-11 01:31:38) |
3.《ネタバレ》 与えられた環境で全力を尽くし職を全うした父。与えられた環境を変える事に心血を注いだ長男。意志を貫いた者同士が最後に分かり合えた事が感慨深い。僅か50年前に繰り広げられた惨劇は目を覆うもの。オバマ大統領就任に夢を形にする偉大さを思わされます。 |
2.《ネタバレ》 主人公が大統領執事として仕えた大統領たちの個性も楽しめますが(しかし、スルーされたフォードとカーターは気の毒)、ドラマの軸は、「節度」を重んじる執事セシルと、「変革」のために身を投げ出す息子ルイスの関係。若さと理想で突っ走る息子は『フォレスト・ガンプ』のジェニーのように危なっかしく、そういう意味では『フォレスト・ガンプ』と構図も似ていますが、大きく異なるのは、この映画は、そんな息子の生き方の意味を、父親が理解し、それを認めるシーンがあること。このシーンこそ、この映画の白眉です。これがなかったら、次々出てくる大統領のモノマネショーを楽しむだけの映画になってたかもしれない。とはいえ、アラン・リックマンとジェーン・フォンダのやり過ぎカップルは笑える。これは必見。 【ころりさん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-02-12 08:10:01) (良:1票) |
《改行表示》1.7代の大統領、夫人を豪華メンバーが飾っています、ウィッテカーはよかった。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-01-14 15:19:16) |