4.《ネタバレ》 てっきり、ディズニーの「美女と野獣」の実写化かなにかかと思って観てみたのですが、ディズニーのとは全くの別物でした。
おそらくは、原作により近い内容なんでしょうね。CGもよくできてるしかなりお金がかかってそうだけど、ハリウッド資本じゃないのよね。
フランス・ドイツの映画。原作もフランスのものだから、彼らなりのプライドみたいのがあったんじゃないかな?
「美女と野獣はほんとはこういう話なんだ。正統なものを作ってみせる!」みたいな。
んで、どんな話かというと、ちょっとシュールさを感じつつも、野獣がなぜああいう姿になったのかのエピソードや、
ベルの気丈さ、父への愛情など、いいなと思わせるところも随所にあり。
でも個人的にはヴィジュアル的な面のほうが印象深く、美しいなと思わせるシーンがいつくかあり、目にも楽しい。
ベル役の女性が「美女」かどうかは賛否あろうが、全体的に美的センスにこだわっている作品であることは間違いない。
野獣の顔とか、最初は着ぐるみかなと思いきや動きはCGで作ってるのかな。すごくよく出来てる。
ハリウッドとは一味違った、でも見た目にすごくこだわった、フランス製ファンタジー作品。