5.《ネタバレ》 初見の時は、いまいち理解しづらい点もあったので、原作を読んでの上で再びチャレンジしました。
う〜ん、どうなんだろう、確かによく分かったことは確かなんですが……。
長い長い原作を映画化する場合、どうしてもなんらかの改変が必要なのは理解できますし、そこが映画製作者の腕のふるいどころと思うんですが、
この映画のようにばっさり省略して、それでおしまいってあまりに安易だと思いませんか?
少なくとも映画単体としては、非常に分かりづらい作品になってしまってるような気がします。
あと、登場人物の誰にもあまり共感できなかったのも辛かったな。
主人公、ものすごく力強く手形をばらまいた割には、上部機関?や同盟国組織の裏切りで全て白紙にされてしまうのは、理不尽というよりもむしろ彼の政治力不足、身内 に対する情報収集力不足(紺屋の白袴!)を感じて、彼を信じた人々が可哀想です。
思わず画像検索したくなるような綺麗な女優さんが出てるのに、あまりいい評価ができなくて残念。