1.邦題がミスマッチ! 映画の内容とはほど遠い..センスの無さ..ヒット映画 「おくりびと」 を連想させようとする作為が、見え見え..しかも、「作法」ってなに? この言葉の持つニュアンスと、主人公のしている事とは、まったく違う(次元の違う)話だ..残念極まりない..映画の評価は、なかなか斬新な切り口で、とても丁寧にシリアスに創られた、良作..ただ、あのラストのオチは..どうなんだろう..(賛否をよびそう..)映画としては、“ 有り ” なんだと思う..インパクトがあるし、観ている側の衝撃、ダメージは計り知れない..(作者の意図どおり..) でも、物語の主人公として、あまりにも可哀相..救われない結末に、感情移入して観ている方としては、やり場の無い強い憤りを感じてしまう..偽善が横行する今日..人の死とは何か、人の善意とは何か、それを、シンプルにとても上手く描いている本作..その秀作が、ラストで、ぶちこわしに!なっている..あそこまで捻る必要はなかったと思う..実に、残念...