《改行表示》25.《ネタバレ》 怪しい登場人物ばかりで、誰に感情移入したらいいのかよくわからない。 単純に殺すのではなく正当防衛を主張したり、当時の法を守ろうとしてるのは理解できる。 賞金首を殺すのもこの時代の正義なのかも知れない。 それでも、やっぱり善人とは思えなくてモヤモヤした。 北部の黒人と南部の白人が協力することになるのは皮肉な展開で、そこは面白かった。 あと、手紙に唾を吐かれたとき本気で殴ってたので、もしかしたら本物だったんじゃないだろうか。 そう思って聞いたら、ラストの朗読はちょっと感動的だった。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2023-03-24 21:36:45) |
24.個人的に密室劇・舞台劇が好みなためか、長さを感じることなく楽しめた。プロットは特筆するものはないが流石タランティーノ監督、会話やショットの間、音楽など独特の緊張感が楽しめます。特に後半のテンポが心地よい。ジェニファーの迫真の演技も素晴らしい。 【460】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-02-14 03:42:44) |
《改行表示》23.《ネタバレ》 最後に生き残るのは誰か? 監督がタランティーノということは、、、 今回も殺し合いです。 山奥の小屋(服飾店)で、ならず者8人が殺し合うという筋書き。 キャストには、サミュエルはじめお馴染みの俳優たちが出演している。 冒頭の1時間はカットできる部分が多々あったと思うが、後半の内容は同監督らしく楽しめる内容であった。 「血が大好きな」監督の為、女性ファンの方が少ないと思われるが、シリアスな展開の中にも笑える部分が沢山ある巧妙さを楽しんで他の作品も鑑賞していきたい。 【マンチ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-19 12:43:24) (良:1票) |
《改行表示》22.ちょっと長いなぁとは思いましたがレザボア・ドッグスを思い出しましたね。 初見だったので楽しめました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-23 13:40:26) |
《改行表示》21.《ネタバレ》 恥ずかしながら初鑑賞。 そして、観おわって即 これはカーペンター版『遊星からの物体X』だと思った。 オープニングの長回し、雪原を疾走する空撮ショット。 吹雪で隔離された密室と誰一人信用できない犯人探し。 終盤で展開する血生臭い修羅場。 それはまるで、狡猾な《人の皮を被った悪魔》との戦い。 最後に残される二人の人種も、その後の全滅を予感させるラストまでそのまんま。 よほど、タランティーノは『物体X』が好きなんでしょう。 先ごろの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の終盤でも 完全に物体Xと化したヒッピー娘が○○○○○で焼かれてましたからね〜 (笑) 【墨石亜乱】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-09-21 20:24:22) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 西部劇は、あまり観ないのですが、この作品は西部劇の設定でなくても作れそうですね。 かなり長い映画で、チャプター3まではもう少し短くしても良いのでは? と思いました。 チャプター4の過去の出来事から、俄然ストーリーが動き出し面白くなりました。 ラストでは、結局登場人物は全員死んだか、死にかけの状態になってしまいました。 血だらけの惨劇シーンは余り好まないのですが、この内容ならOKです。 個人的には、ラストをもう少し追加し、「女ギャングの言ったことが真実で、仲間のギャング15人が店に到着し、入口を開ける直前」というシーンがほしかったです。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-08-19 00:49:51) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 密室で攻防させたらタランティーノの右に出るものいないんじゃないか。 レザボアを意識してしまうような展開で8人が黒幕の探り合い。これはこれで西部劇バージョン。おもしろい。 刺激の強い暴力的な作風も長いセリフもドラマ風なアートに仕上げてくる。 レザボア、イングロ、ジャンゴほどではないけど十分インパクトはありました。 |
18.最後まで予測のつかない展開。タランティーノ得意の時間差によるロジックパターンといい、ハラハラするし、アクションもサイコーだが、"血飛沫"そんなに必要?!。 【Q兵衛】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-02-21 16:34:30) |
17.佳作。タランティーノの映画らしく飽きさせない面白さが最後まで続く。だから何か心に残るというわけではないけれど。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-07 20:58:18) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 雪山の小屋で起きるサスペンス、という個人的にたまらない設定。密室の緊張感が出ていて良かった。また、誰を信用すべきなのかという疑心暗鬼な状況が生まれていて、奇妙さに拍車がかかっていた。 肝心のストーリー展開もすごく丁寧に作り込まれていて写実的。3時間の上映中、後半2時間は特にあっという間だった。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-06-17 23:01:58) |
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《改行表示》15.何作作ってもテンションの衰えないタランティーノ、ほんとに偉大な映画バカですね。ヘイトに血しぶきに腹の探りあい。またかよー、ではあるものの、タランティーノリピーターをもってして170分釘付けにする話力の凄いことよ。タラ監督作はすべて観ている当方、血しぶきが上がるのは分かっているが、そのタイミングはいつも分からない。いつ誰が引き金を引くのか毎回度肝を抜かれる。 今作は密室ものであるので、狭い空間に充満する”ヤバイ空気感”は相当のもんである。いわば「イングロリアス・バスターズ」の地下居酒屋だけで120分、君は耐えられるか。 殺伐とした中に挟まるピアノや、しみじみ聞かせるジェニファーのギターソングなど、こちらの心を懐柔するやり口も巧い。 難を言うと、演技達者揃いの中ティム・ロスが「ジャンゴ」のクリストフ・ヴァルツの真似をしてるんじゃないのかと見えてしまうのが惜しかった。だって似てるよお? 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-29 16:57:17) |
14.《ネタバレ》 3時間という長さは気にならず最後まで見れたのでまあ面白かったのではないでしょうか?見終わった後特に残るものはありませんでしたが。誰が犯人かという下りで殆んど犯人側だったというのは面白い 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-05-24 16:56:13) |
13.うーん、よくわからんかった。タランティーノだからって褒めてない?ミステリー要素はほぼない。 【Skycrawler】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-05-01 00:54:31) |
12.《ネタバレ》 本作を楽しめるか(受け入れられるか)の試金石は、“床下からの狙撃”シーンと考えます。ミステリー的には完全にアウト。終盤に初登場したキャラが犯人なんて反則技もいいところでしょう。でも「嘘つきだらけ」を公言している映画である以上、「そんなのズルイ」という批判は門前払いです。監督が一番の嘘つき。そもそもタイトルに偽りあり。なんとまあ卑怯な映画でしょうか。でも会話劇のマニアックさ、無駄とも思える長回し、刺激過多の残虐シーン、徹頭徹尾「馬鹿映画」の体裁ゆえ、観客の方がバカ負けしてしまうのです。良い映画ではないけれど、決して嫌いじゃない。褒める気はないものの、貶す気もない。胸糞悪いストーリーなのに、妙に清涼感あり。そんな不思議な映画でした。2時間50分という尺を知らず夜中に観始め、完全に明日の仕事に支障が出る時間を過ぎても途中で止められなかったくらいですから、私の趣向に合っていたのは間違い無さそうです。 【目隠シスト】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-04-10 20:43:41) |
11.「タランティーノ」の映画です。ストーリーは結構単純です。結構グロいです。台詞がくどいです。けど、なんかいいのです。カメラワークも、音楽も、俳優たちの演技も。不思議だなぁ。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-26 17:11:59) |
10.斬新なマカロニウエスタン。ろくでなし8人。舞台は南北戦争後のアメリカ。駅馬車で雪道を街へと向かう賞金稼ぎと賞金首の女。その道すがら、別の賞金稼ぎと街の新保安官を拾う彼ら。吹雪に見舞われた4人は、山中にある行きつけの店に避難する。その店にはいつもの店主が居らず、同じく避難してきた4人の先客がいた。そして雪に閉ざされた密室で、それぞれの隠された思いがぶつかる夜が始まるのだった。全6章で構成されているが、前半は人物紹介が主で正直長い。だが彼らが行なう会話の中で、人物像が見えて来る演出が上手い。ちょっとダラダラ感があるが、そこを楽しんでこその物語だと思った。そして諍いが起き1人が射殺される。その最中、誰かがコーヒーに毒薬を入れたことで密室劇が始まる。目撃者もいるのだが、何故か黙っている。偶然居合わせたと思われた8人は、実は故あって集められていたのだ。最終章はバイオレンスの嵐。えっ、そんなところに...ってサプライズもあり、最後まで楽しめた。最後に生き残るのは誰か...?それは観てのお楽しみってことで。ハナマル! 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-12-31 17:32:30) |
9.《ネタバレ》 舞台は南北戦争終結から数年後、ワイオミングのとある雪山。かつてないほどの猛吹雪が吹き荒れる中、一軒の寂れた山小屋に4人の男女が逃げ込んでくる。3人の指名手配犯の死体を街へと運んでいた黒人の賞金稼ぎ、マーキス。捕まえた女指名手配犯を生きたまま連行していたのは、通称首吊人と呼ばれる賞金稼ぎの大物、ジョン。そんな彼に手錠で繋がれ、所かまわず悪態をつくのは女犯罪者、ドメルグ。偶然、彼らと同行していたいかにも小物の自称次期保安官クリス。そんな彼らを迎えるのは、この山小屋の所有者から留守を預かっていると主張するメキシコ人、ボブだ。一方、彼らより先に山小屋を訪れていた先客が3人いる。英国紳士風の装いをしている絞首刑執行人のオズワルド。小屋の片隅で自らの物語の執筆に夢中になっているカウボーイのジョー。暖炉の前で我関せずとチェスに明け暮れるのは、かつての南北戦争の英雄だが今や老いさらばえたスミザーズ将軍。一癖も二癖もありそうなそんな〝ロクデナシ8人〟がともに一夜を過ごすことになったのだから、当然、無事に朝日を拝めるわけはなかった。騙し合いに腹の探り合い、主導権争いに明け暮れているうちに、突発的に密室殺人が行われるのだった――。犯人は誰か?その真の動機とは?そして、この凄惨な争いを生き抜き、無事に朝日を拝めるのはどの〝ロクデナシ〟なのか?タランティーノ監督が新たに仕掛けるのは、いかにも彼らしいそんな息詰まるような緊張感に満ちた密室劇でした。唯一無二の彼の才能はもはや円熟の域に達しているといっても過言ではなく、個性的でアクの強いキャラクター、脱線に次ぐ脱線で時に暴走する饒舌な会話劇、下世話でエネルギッシュなエピソードの数々、全編を彩る軽快でノリのいい音楽……。デビュー作である『レザボア・ドックス』からぶれることなく、自らの世界を発展・進化させた彼の一つの完成形がここにはある。自分は存分楽しませてもらいました。アカデミー賞受賞も納得。ただ、難点が一つあるとすれば、それは自らの世界を追求するあまり、映画としていささか予定調和に終わったように感じるところでしょうか。もう少し彼の新たな世界を見たかった気がしなくもない。とはいえ、円熟期を迎えたであろうタランティーノの中期を代表する佳品として記憶に残ることは間違いない。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-12-27 00:50:33) |
《改行表示》8.「タランティーノのミステリー?」って思ったけど、結局はいつもどおりじゃないか(笑) 音楽の使い方はさすがですね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-11-02 23:01:41) |
7.《ネタバレ》 う~ん、面白い!ファッキングな展開の面白い映画を勉強したかったら、タランティーノの映画だけを観ておけばよい。でもそうしたら、女性が描けなくなるだろうな・・。タラちゃんの「イングロリアス」が好きだったのは、出てくる女性に好感持てたから。「ヘイトフル」はまた元に戻っちゃった。面白い!確かに面白い!でも、それだけじゃあなぁ。映画好きなタラちゃんには、銀幕の美女たちはどう映っていたのだろうか?多感な青年がタランティーノの映画にはまったら、苦労しそう・・。僕らの頃の「時計じかけのオレンジ」にも似た、甘美な映画の味がするもんなぁ。知能指数が高いほど、はまりそうな魅力があるような感じです。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-17 01:13:35) |
6.映画ファンのために撮影から鑑賞状況までもこだわったらしい。このこだわり具合には敬服します。それゆえに、今作の作りも至れり尽くせりのサービス満載。まるで食事をできるだけ長く豪勢に楽しんでもらおうと工夫された高級フランス料理のような作りだ。最後に凝縮された濃厚なメインメニューのバイオレンス、メインに行くまでゆっくりとテンションを上げて楽しめるオードブル的な長いタメ。高級フランス料理が、食べる場所の雰囲気や食器なども楽しむ者のテンションを上げる重要な要素になっているのと同じで、この映画を観る状況も大切、家で観てしまっている僕は、料理をタッパーにつめて家にお持ち帰りして食べるよもうので、この映画を本当に堪能できる状態ではないのかもしれない。だから、僕の三流以下の舌で味わった感想だけをのべるなら、とにかく、タメは長く感じたし、少々、退屈にも感じた。家で手軽に食べちゃってるんだから、しょーがない。ただ、それによって舞台背景は十分理解できたので、最後のメインはかなり楽しめた。テンションもあがった。ちなみにバイオレンスに興味がなければ、メインは恐らく、舌にはあわないかと思います。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-09-10 09:41:30) |