5.《ネタバレ》 見る前は、全編にわたってテロリストと列車内で戦う内容なのかなと思ってたのですが、
実際に見だすと登場人物たちの少年時代から話が始まる。
そして彼らが青年になり、3人集まってヨーロッパに行くことになり、楽しいヨーロッパ旅行が始まる。
これが結構尺が長いもんで、途中から「あれ、自分は何の映画見てるんだろう」と思い始める(笑)。
全体の3分の2ぐらいが終わって、終盤ようやくテロリストとの対峙が始まる。なかなかの見応え。
3人でタコ殴りするシーンなんかはこっちも力が入りました。そしてフランス大統領との面談シーン。
「おや、本物の大統領じゃん。随分とCGよくできてんなぁ」なんて思いながら鑑賞終了。
その後、特典映像を見る。その時になって初めて、実際の人たちが演じていることを知る。
3人と、さらには撃たれた男性とその妻まで。これには驚いた。「マジで!?」思わず声が出た。
完全に素人なのに、違和感はほとんどなかった。3人のキャラがそれぞれ違っていて、
互いに補完し合うような関係であることがすごく良かったですね。運命的なものを感じちゃう。
被害にあったあの夫婦はよく出てくれましたね。
そして何より、ある意味で大きな挑戦をやってのけるイーストウッドがすごい。
長いキャリアの中で、素人にもできると踏んだのだろう。さすがとしか言いようがない。