11.日曜の夜はミュージカルゥ~♪、週末は楽しくて能天気な映画を見よう!
エルトン・ジョンの半生を描いた伝記がミュージカル。エルトン本人よりも夫のデヴィット・ファーニッシュに興味があるので数多くの作品から今週の一本に決めた。
馴染みがなかったエルトン・ジョン。どんな曲を作ってどんな曲を歌っているか知らなかった。
イギリス国内に行っても、イギリス連邦国でも積極的に聞くことをしないと知ることがないというのはメジャーな歌手ではないのでは?と思っていた。
きっかけがあって視聴してみると、どこかで聞いたことがある曲で自分自身がエルトンの曲ということを知らないだけだった。
エルトンの見た目とは裏腹に曲も詞も繊細で、ひねったり崩した歌い方がなく美しく聞きやすい傑作ばかりで耳に残る。
リアルタイムに聞いたのではなく、ベスト版を聞き込んだので曲の時系列はわからない。
ここまでが映画視聴前。
そんなエルトンの曲を、映画の中で散りばめたエピソードに重ねていて聞き入ってしまい視聴時間があっという間に過ぎた。音楽本なら10点満点。
映画自体の時系列もベスト版と同じく整理されてないと感じた。
エピソードの唐突感が気になってしまいスムーズに入ってこないので、伝記映画としては消化不良ぎみである。
見終わったあとWikipedia直行じゃないか。
著名人のバックグラウンドは一世一代の一念発起を起こさせるほどワケありなのはよく聞くことだが、エルトンの場合は苦労話をドラマの切り口にするのは難しそうだ。実際に苦悩が過酷であっても、ショーマンとしての才能の方が上回って成功したのではないか。
ミュージカル要素は薄く、夫の関わりあいは映像で見ることはできなかったが音楽が良かったのでいい映画鑑賞時間を過ごせた。