牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(236分版)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(236分版)

[クーリンチェショウネンサツジンジケン]
A Brighter Summer Day
1991年台湾上映時間:236分
平均点:6.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-03-11)
ドラマ犯罪もの青春もの実話もの
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タイトル情報更新(2023-03-23)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督エドワード・ヤン
キャストチャン・チェン(男優)小四(シャオスー)
リサ・ヤン(女優)小明(シャオミン)
ワン・チーザン(男優)王茂(ワンマオ)・小猫王(リトル・プレスリー)
クー・ユールン(男優)飛機(フェイジー)
脚本エドワード・ヤン
ヤン・シュンチン
ライ・ミンタン
撮影チャン・ホイゴン
配給ビターズ・エンド(2017年リバイバル)
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1.《ネタバレ》 傑作と呼ばれる本作では、視聴者に含蓄されたインテリジェンスと人生経験が求められる。4時間に及ぶ淡々とした物語の中、見分けのつかない大量の登場人物と複雑な相関図が提示され、一度見ただけでは分からない不親切な作り。蒋介石率いる国民党が台湾に逃げ込んだ不穏な情勢が多感な少年少女に大きな影を落とす。その閉塞感にもがき苦しみ、徒党で脆さを隠そうとする不良少年の一人が如何してに殺人を犯したのか。小明は小四にとって心の拠り所だったかもしれない。だが、小明にとって小四もハニ―も他の男たちも恋人以上の関係を望んでおらず、現実逃避で"淡く付き合いたいだけ"である。救いのベクトルが違いすぎる。人が人に優しくするのはどこかで見返りを求めているからで、小明はそれを見透かしていたからでないか。相手の考えを変えさせそうとする男特有の傲慢さと小四の純粋さ、悪い偶然が重なって深い失望を、悲劇を生んでしまった。一見牧歌的で懐かしい'60年代が歴史の動乱に呑みこまれるように果てしなく冷徹。掴みどころのない深い闇にのめり込む。良い作品とは分かりやすく楽しいのも事実だが、本作みたいに心の中にどこか引っ掛かる意味では忘れられない作品になりそうだ。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2019-10-28 20:20:09)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4125.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
10125.00%

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