6.《ネタバレ》 キューブラー・ロスの「死の瞬間」の怒り、拒否、歩み寄り、絶望、受容、この5段階が分かりやすくミュージカルで描けてたら、大いに満足だったのになぁ。ラストの方のミュージカルはちょっと駆け足だったかなぁ。しかし、この作品は、ボブフォッシーの半生を描いたというが、つまり彼は身を削って、傑作「キャバレー」(未見)、「レニーブルース」を創り、自分の人生が垣間見えたところを、この作品に仕立て上げたのか!?何たる作家魂!まさに死の瞬間!この映画は、豊富な踊りがたくさん繰り広げられるが、私のお気に入りは、主人公が身を削りすぎて、演出が浮かばない時、愛人と娘がいとも簡単に、楽しい踊りを彼に見せつけるかの如く、家で踊ったシーン。一番、酷かったのは、やはり彼が苦し紛れに演出した、アクロバットストリップショー。もう観てると、こんな踊り、よく綺麗なダンサーが踊るのを認めたなぁってことしか考えれんかった。やはりプロは凄いや・・。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-24 06:15:00) |
5.夢想の中で踊り続ける主人公が美しい。なんだかんだいって幸せな人生だったんだろうな。最後は喜びのカーテンコールで締めるって、カッコよすぎです。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-09-14 11:49:54) |
4.カンヌ映画祭グランプリを「影武者」と分け合った作品。「影武者」の受賞はうれしいことだったが、受賞対象がただ一本であったら、本作だっただろうと鑑賞当時思ったものだ。ロイ・シャイダーが最後までミスキャストのような気がして仕方がなかったのが、これは「フレンチ・コネクション」や「ジョーズ」の印象があまりに強かったからか。実に熱演していた。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-20 22:51:47) |
3.「子供に見せられないダンス」は笑ったなぁ。皆様のコメントを呼んでなるほど、と思いました。確かに、死は現実で避けられないものだけど、ステージ上の世界はイマジネーションですもんねぇ。現実と空想をいったりきたりしている。それにしてもロイ・シャイダーうまいですねぇ。はまり役でした。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-15 00:33:38) |
2.《ネタバレ》 DVDにはロイ・シャイダーの解説が全編についていて、フォッシーの事をもっと知りたい人にはさらにおもしろいかも。へぇ~と思う事満載だった。フォッシーに人間的な魅力を感じないとか、興味がない人が観たら、ただの「訳が分からない映画」かも知れないけど、ラストの方の長いミュージカルシーンなんか、衣装・構成・音楽・美術・照明などなどものすごく斬新で凝っている。「哀しさ」を感じるのに「華やかな印象」も拭えない。フォッシー亡き今でも迫力を感じるし、ミュージカルに興味のない人でも感性豊かで何かを創造する仕事の人たちにはいい刺激になると思う! 【丸子】さん 7点(2003-07-29 00:18:26) |
1.ボブ・フォッシーの舞台が大好きなので見たが、なんだか今一つ。つまらなくはないし独創性もあるがなんだかなあ。私は詳しくないんだけど、あの主人公はやっぱり本人と似てるのでしょうか。彼の演出家としての生き様は興味深かったです。 【なな】さん 7点(2002-05-28 21:43:25) |